特許
J-GLOBAL ID:200903099064026161

高密度エネルギー照射によって高強度化特性を発揮する高加工性薄鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 植木 久一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-331728
公開番号(公開出願番号):特開平7-188772
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】【目的】 加工時には優れた加工性を示しながらレーザ照射等の様な高密度エネルギー源からの照射を行なって板厚を貫通する様な凝固域を形成した場合には、十分な高強度化を発揮し、そのことにより広範囲の用途に使用することができる様な高強度化特性に優れた高加工性鋼板の製造方法を提供するものである。【構成】 C:0.02%以下、Si:2.0%以下、Mn:1.0〜2.5%、P:0.2%以下、B:50ppm以下を含んで残部がFeおよび不可避不純物よりなり、且つ下式で与えられるK値が0.01%以上の冷延鋼帯を、再結晶温度とAc1 点との間の温度範囲内で焼鈍してフェライトを主体とする組織とすることにより、高加工性鋼板を得ることを要旨とするものである。K=(Mn%+20・P%+250・B%+0.25・Si%)×C%
請求項(抜粋):
C :0.02%以下(質量%、以下同じ)(0%を含まず)Si:2.0%以下(0%を含まず)Mn:1.0〜2.5%P :0.2%以下(0%を含む)B :50ppm以下(0%を含む)を含んで残部がFeおよび不可避不純物よりなり、且つ下式で与えられるK値が0.01%以上の冷延鋼帯を、再結晶温度とAc1 点との間の温度範囲内で焼鈍してフェライトを主体とする組織とすることにより、高密度エネルギーを照射して板厚を貫通する凝固域を形成したときの該照射部1本あたりの照射方向に垂直な断面における下記H値が0.65以上となる高加工性鋼板を得ることを特徴とする、高密度エネルギー照射によって高強度化特性を発揮する高加工性薄鋼板の製造方法。K=(Mn%+20・P%+250・B%+0.25・Si%)×C%【数1】
IPC (3件):
C21D 9/46 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/50
引用特許:
審査官引用 (2件)

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