特許

J-GLOBAL ID：200903099066057943

自動二輪車の後輪駆動装置

発明者： 井坂 義治
出願人/特許権者： ヤマハ発動機株式会社
代理人 (1件)： 山下 亮一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-322007
公開番号（公開出願番号）：特開平7-172373
出願日： 1993年12月21日
公開日（公表日）： 1995年07月11日
要約：

【要約】【目的】 解放を開始するトルクの設定が容易で耐久性の高いワンウェイクラッチを用いることができるとともに、他の部品のレイアウトに影響を及ぼすことのない自動二輪車の後輪駆動装置を提供すること。【構成】 後輪16へ動力を伝達する被動スプロケット(伝動体)18と後輪16との間に、駆動時にはロックし、逆駆動時には一定値以上のトルクを受けるとその一定値以上のトルクを解放するワンウェイクラッチを設ける。本発明によれば、ワンウェイクラッチ30が比較的大径で低回転の被動スプロケット18と共に組み付けられるため、該ワンウェイクラッチ30を比較的大型に構成することができ、これを構成する部品の耐久性が高められるとともに、当該ワンウェイクラッチ30が解放を開始するトルク(予圧スプリング38の付勢力)を正確、且つ、容易に設定することができる。又、ワンウェイクラッチ30は後輪16の近傍に配されるため、従来のようにこれがステップ等の他の部品の配置に制限を加えることがない。

請求項（抜粋）：

後輪へ動力を伝達する伝動体と後輪との間に、駆動時にはロックし、逆駆動時には一定値以上のトルクを受けるとその一定値以上のトルクを解放するワンウェイクラッチを設けたことを特徴とする自動二輪車の後輪駆動装置。