特許
J-GLOBAL ID:200903099069829653
下水と糞尿の電解処理法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-262653
公開番号(公開出願番号):特開平7-232983
出願日: 1992年08月18日
公開日(公表日): 1995年09月05日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】汚水や糞尿水の脱臭分解処理を行うに、電解による陽極酸化と還元によって脱臭し、瀑気しても悪臭が無い様にして処理する方法を開発する事を目的とした。【構成】電解隔膜による電解透析装置を作り、陽極液に汚水や糞尿水液を入れて電解透析を行う事によって悪臭の要因の一つである硫化物を酸化して脱臭し、無臭化せしめると共にアルカリ性のアンモニアやアミンソーダーカリ成分を陰極に透析除去して、アンモニア悪臭を取り去った陽極水を循環水として糞尿液に循環する時は糞尿水の悪臭は酸素イオンの増大と共に脱臭され、あたかも酸化瀑気の様な作用を呈し、分解菌を死滅させるので、悪臭性は次第に失われるから列車内に蓄積された糞尿は悪臭と共に二次公害が改善され、陽極酸化によって出来た排水は10日以上悪臭が抑制されるので、この脱臭排水を水洗いに再利用する。
請求項(抜粋):
後文記載の如く、工業廃水や家庭用下水や糞尿処理に於ける脱臭分解を行うに、隔膜電解を高圧で行い電解液として、一つは食塩塩化カルシウム、苛性ソーダー、炭酸ソーダー、乳酸ソーダー等の水に溶解した液を使用し、この電解液の一部を直接下水や糞尿水液の瀘液を利用して電解した酸性酸化液を汚泥水中に存在する硫化物の酸化消臭を行い、ついで陰極のアルカリ液の還元液で処理しアンモニア等のアルカリ液を陽極の酸化酸性液で処理し、中和して消臭する酸化還元を採用し、発生する悪臭は酸化還元両液と水で夫々別々に処理して脱臭し、スカムケーキは高圧紫外線照射と隔膜電解酸素を作りこれで処理して脱臭した後、有機繊維と混合せしめて発酵せしめ分解消臭する事によって有機肥料に利用せしめる事を特徴とした、列車、バス、飛行機等の移動式便所の脱臭分解と家庭排水の下水や糞尿汚泥物の脱臭分解や工場脱臭、廃水の再生利用する隔膜電解発酵による公害ガス消臭分解方法。
IPC (14件):
C05F 3/06
, B01D 53/34 ZAB
, B01D 53/38
, B01D 53/77
, B01D 61/42 ZAB
, C02F 1/32 ZAB
, C02F 1/46 ZAB
, C02F 1/461
, C02F 1/469
, C02F 11/00 ZAB
, C02F 11/02 ZAB
, C05F 3/00
, C05F 7/00 301
, C05F 9/02
FI (4件):
B01D 53/34 ZAB
, B01D 53/34 116 D
, C02F 1/46 101 C
, C02F 1/46 103
前のページに戻る