特許
J-GLOBAL ID:200903099070584770

磁気軸受制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 英彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-030174
公開番号(公開出願番号):特開平7-238930
出願日: 1994年02月28日
公開日(公表日): 1995年09月12日
要約:
【要約】【目的】 磁気軸受制御装置に関し、外乱が発生した場合でもスピンドルの共振の発生を防止し、スピンドルを確実に非接触状態で軸支できるようにする。【構成】 移動ユニットの移動モードに応じて、ゲイン切換装置が低速移動モード中はゲインを高くし、高速移動モード中はゲインを低くする。具体的には、切換信号受信装置495がPC800からゲイン切換信号を受信すると、CPU405がこのゲイン切換信号に対応するゲインをRAM470から読み出すとともに、移動モードごとに対応してサーボアンプ部310が電流をヘッドの磁気軸受に出力する。このようなゲインの調整によって、高速移動モード中はゲインが低く抑えられる。このため、外乱が発生した場合でもスピンドルの偏位が低く抑えられ、スピンドルの共振の発生を防止し、スピンドルを確実に非接触状態で軸支できる。
請求項(抜粋):
スピンドルを非接触状態で軸支する磁気軸受と、前記スピンドルの偏位量を検出する位置センサと、前記位置センサの検出値と基準値との差にゲインを乗じた値に基づいて前記磁気軸受に発生している磁力を調整するフィードバック制御装置と、前記スピンドルと前記磁気軸受を含むヘッドを移動させる移動ユニットを備えた回転加工装置のための磁気軸受制御装置であり、前記移動ユニットは、加工のための低速移動モードと、被加工物に接近ないし離脱するための高速移動モードの間で切換可能になっており、前記フィードバック制御装置には、低速移動モード中は前記ゲインを高くし、高速移動モード中は前記ゲインを低くするゲイン切換装置が付加されていることを特徴とする磁気軸受制御装置。
IPC (2件):
F16C 32/04 ,  B23B 19/02

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