特許
J-GLOBAL ID:200903099073215520

多板式熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 望 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-312377
公開番号(公開出願番号):特開平10-153396
出願日: 1996年11月22日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】【課題】 熱伝達媒体が充分に攪拌されながら熱伝達面全体に行き渡って貫流することにより高い熱伝達効率が得られ、かつ構造簡単で製作容易な多板式熱交換器を提供する。【解決手段】 両面に凹凸加工を施した2枚の板状体1、1を互に重ね合わせて素子9を形成し、この素子を複数個重ね合わせて、各素子の内側の空間を一方の熱伝達媒体の媒体通路12とし、各素子間の空間を他方の媒体の媒体通路15とする。各板状体1は、両端部にそれぞれ開口4を有し、該開口の周囲に、板状体1の一方の面においては少くとも該面に施された凹凸の凹部と同じ深さまで凹入した平坦面5が、他方の面においては少くとも該面に施された凹凸の凸部と同じ高さまで突出した平坦面6が形成されている。このような板状体1、1を前記一方の面を内側に他方の面を外側にして互いに重ね合わせて素子9を形成し、各素子9を前記突出した平坦面6どうしを互いに当接させて順次結合することにより多板式熱交換器を構成する。
請求項(抜粋):
両面に凹凸加工を施した2枚の板状体を互いに重ね合わせて形成した素子を複数個重ね合わせ、各素子の内側の空間を熱伝達媒体の一方を通過させるための通路とし、各素子間の空間を他方の媒体を通過させるための通路とした多板式熱交換器において、前記各板状体は、両端部にそれぞれ開口を有し、該開口の周囲に、該板状体の一方の面においては少なくとも該面に施された前記凹凸の凹部と同じ深さまで凹入した平坦面が、他方の面においては少なくとも該面に施された前記凹凸の凸部と同じ高さまで突出した平坦面が形成されており、かかる板状体を前記一方の面を内側に他方の面を外側にして互いに重ね合わせて前記素子を形成し、各素子を前記突出した平坦面どうしを互いに当接させて結合したことを特徴とする多板式熱交換器。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭62-008719

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