特許
J-GLOBAL ID:200903099077861981

植物の茎誘引装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千田 稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-014768
公開番号(公開出願番号):特開2000-209955
出願日: 1999年01月22日
公開日(公表日): 2000年08月02日
要約:
【要約】【課題】 窓用ブラインド装置の開閉機構と略同等の機構を有する吊り下げ装置を利用して、茎の誘引を行うことによって、作業手間がかからず、作業工数が少ない等作業性の向上を図れる植物の茎誘引装置を提供すること。【解決手段】 トマトやキュウリ等の蔓性の植物1の栽培において、植物1の成長に従って培地から伸びた茎を、該培地から所定高さ位置に横方向に移動可能に支持された吊り下げ装置2によって、上方に誘引し、かつ茎が伸びるに従って前記培地から離れる横方向に誘引する装置であり、吊り下げ装置2を、本体ケース3と、本体ケース3内に回転可能に支持される円柱状のローラ部材4と、本体ケース3内に固定支持される円柱状のガイド部材5と、ローラ部材4外面とガイド部材5に上下動可能に巻回されて、ケース本体3底部の開口部6,7を通って下方に略平行に垂れ下がる左右一対の垂れ下げ部8,9を有するループ状の紐部材10と、本体ケース2内に設けられて、紐部材10を任意の位置で上下動不能にロックするロック機構11と、を含んで構成した。
請求項(抜粋):
植物の成長に従って培地から伸びた茎を、該培地から所定高さ位置に横方向に移動可能に支持された吊り下げ装置により、上方に誘引し、かつ茎が伸びるに従って前記培地から離れる横方向に誘引する植物の茎誘引装置であって、前記吊り下げ装置を、本体ケースと、該本体ケース内に回転可能に支持されるローラ部材と、該ローラ部外面に上下動可能に巻回されて、ケース本体底部の開口を通って下方に略平行に垂れ下がる左右一対の垂れ下げ部を有する紐部材と、本体ケース内に設けられて、前記紐部材を任意の位置で上下動不能にロックするロック機構と、を含んで構成し、前記吊り下げ装置の紐部材の一方の垂れ下げ部に前記茎を結合し、他方の垂れ下げ部の下方への引張により一方の垂れ下げ部が上方に引張されることにより、茎が上方に誘引され、吊り下げ装置の横方向移動によって、茎が培地から離れる横方向に誘引されるように構成したことを特徴とする植物の茎誘引装置。
Fターム (5件):
2B023AA05 ,  2B023AA11 ,  2B023AD01 ,  2B023AF05 ,  2B023AH01
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • つる性植物の誘引方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-004073   出願人:和歌山県農業協同組合連合会, 御坊市農業協同組合
  • 植物栽培用糸巻器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-290089   出願人:井関農機株式会社

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