特許
J-GLOBAL ID:200903099079293476

OFDM伝送信号中継装置及び受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-370879
公開番号(公開出願番号):特開2000-341243
出願日: 1999年12月27日
公開日(公表日): 2000年12月08日
要約:
【要約】【課題】 調整が容易で、季節、時間等で変化する伝送路特性を適応補償する。【解決手段】 中継するRF入力信号はダウンコンバータ1によりRF帯からIF帯に周波数変換され、AD変換器2によってデジタル信号に変換された後、直交復調器3によって複素ベースバンドOFDM信号に変換される。補償量検出器4は、直交復調器3からの信号を遅延器41に入力して、遅延制御器42からの指示に従って遅延し、相関検出器43で遅延前後の相関をとり、積分器44で積分して補償量演算器45に入力する。この補償量演算器45は、遅延制御器42の出力から遅延時間制御信号を求め、積分器44の出力からその逆特性として振幅位相補償成分を示す補償信号を演算する。ここで得られる遅延時間制御信号と補償信号は、補償器5に送られ、中継出力の回り込みまたはマルチパスによる妨害波成分の除去に供される。
請求項(抜粋):
OFDM(直交周波数分割多重)伝送信号を受信する受信手段と、この手段で受信されたOFDM伝送信号を同一周波数で再送信する送信手段とを備えるOFDM伝送信号中継装置において、前記受信手段で得られた受信信号を所定時間ずつ順次遅らせて遅延前後の相関を求める自己相関演算手段と、この手段で得られた相関検出信号と遅延時間との関係から前記受信信号の振幅・位相特性を求め、その逆特性から補償量を求める補償量演算手段と、この手段で得られた補償量に基づいて前記受信信号の振幅・位相特性を補償することで回り込み、マルチパスによる不要波成分を除去して前記送信手段に出力する補償手段とを具備することを特徴とするOFDM伝送信号中継装置。
IPC (3件):
H04J 11/00 ,  H04B 1/10 ,  H04B 7/15
FI (3件):
H04J 11/00 Z ,  H04B 1/10 M ,  H04B 7/15 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • OFDM復調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-093680   出願人:株式会社次世代デジタルテレビジョン放送システム研究所, 株式会社日立製作所

前のページに戻る