特許

J-GLOBAL ID：200903099080235137

ズームレンズのレンズ位置制御装置

発明者： 溝内 聡
出願人/特許権者： キヤノン株式会社
代理人 (1件)： 高梨 幸雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-100367
公開番号（公開出願番号）：特開平6-289274
出願日： 1993年04月02日
公開日（公表日）： 1994年10月18日
要約：

【要約】【目的】 記憶容量を増大することなく、簡単な式でフォーカスレンズの位置制御のための演算を行うことができ、高い合焦精度を得ること。【構成】 撮影時の物体距離と焦点距離によるフォーカス繰出量と前記フォーカスユニットの移動に関与した物体距離とその焦点距離でのフォーカス繰出量との差分を、前記距離算出手段4からの物体距離情報Sと前記ズーム位置検出手段6からのズーム位置情報Zによって定められる数式を用いて演算で求め、前記フォーカスユニット2内での基準位置からの前記フォーカスレンズ1bの移動量を決定するフォーカスレンズ移動量算出手段5を備えたものであること。

請求項（抜粋）：

第1レンズ群以外のレンズ群にて、近距離物体へのフォーカスを行うリアフォーカス式のズームレンズのレンズ位置制御装置において、被写体までの距離を測距するための測距手段と、この測距手段からの情報により前記被写体までの距離を算出する距離算出手段と、ズーム位置を検出するズーム位置検出手段と、フォーカスレンズとフォーカスレンズ移動手段とフォーカスレンズ位置検出手段を内包するフォーカスユニットと、ズーミング時に前記フォーカスユニット内の基準位置に前記フォーカスレンズを固定すれば該フォーカスレンズの移動軌跡が物体距離に関係ないズーミングによる移動とある定めた物体距離でのフォーカス繰出量との和となるように該フォーカスユニットを移動させる機械的移動手段と、撮影時の物体距離と焦点距離によるフォーカス繰出量と前記フォーカスユニットの移動に関与した物体距離のその焦点距離でのフォーカス繰出量との差分を、前記距離算出手段からの物体距離情報と前記ズーム位置検出手段からのズーム位置情報によって定められる数式を用いて演算で求め、前記フォーカスユニット内での基準位置からの前記フォーカスレンズの移動量を決定するフォーカスレンズ移動量算出手段とを備えたことを特徴とするズームレンズのレンズ位置制御装置。