特許
J-GLOBAL ID:200903099089349526

フィッシャー-トロプシュ法より生じた仕込原料の水素化異性化による処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-525441
公開番号(公開出願番号):特表平8-511302
出願日: 1995年03月22日
公開日(公表日): 1996年11月26日
要約:
【要約】本発明は、フィッシャー-トロプシュ法より生じた仕込原料の水素化異性化による処理方法に関する。触媒は、主として、貴金属0.05〜10重量%と、比表面積100〜500m2/gを有するシリカ(5〜70%)/アルミナ担体とからなる。触媒は、平均細孔直径1〜12nmを示し、平均直径±3nmである直径を有する細孔の容積は、総細孔容積の40%以上であり、貴金属の分散は20〜100%であり、貴金属の分配係数は、0.1以上である。方法は、200〜450°Cで、2〜25MPaの水素分圧下、毎時空間速度0.1〜10h-1、水素/炭化水素の体積比100〜2000で操作される。
請求項(抜粋):
フィッシャー-トロプシュ法より生じた仕込原料の、基油を得るための処理方法であって、仕込原料を水素化異性化帯域内での水素化異性化に付し、得られた流出物を異性化残渣を得るために分別し、該残渣を油および非油性留分を得るために脱パラフィンに付し、水素化異性化帯域は、温度200〜450°C、圧力2〜25MPa、毎時空間速度0.1〜10h-1、水素/炭化水素の体積比100〜2000で、主として、シリカ-アルミナの非晶質担体に担持された第VIII族の少なくとも一つの貴金属0.05〜10重量%からなる触媒を用いて操作され、該触媒はゼオライトもハロゲンも含まず、かつシリカの一定含有量を示し、該担体はシリカ5〜70重量%を含み、かつBET比表面積100〜500m2/gを示し、該触媒は平均細孔直径1〜12nmを示し、平均直径より3nm小さい直径〜平均直径より3nm大きい直径を有する細孔の容積は、総細孔容積の40%以上であり、貴金属の分散は20〜100%であり、触媒中の貴金属の分配係数は0.1以上であることを特徴とする、フィッシャー-トロプシュ法より生じた仕込原料の処理方法。
IPC (3件):
C10G 45/40 ,  B01J 21/08 ,  B01J 23/40
FI (3件):
C10G 45/40 ,  B01J 21/08 Z ,  B01J 23/40 Z

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