特許
J-GLOBAL ID:200903099091297576

現像剤担持体及びこれを用いた現像装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 智廣 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-215719
公開番号(公開出願番号):特開平10-063088
出願日: 1996年08月15日
公開日(公表日): 1998年03月06日
要約:
【要約】【課題】 現像剤担持体の表面状態とそれに関わるイオン化ポテンシャル測定時に求められる電子放出効率Yield/eVとの関係に注目して、この電子放出効率Yield/eVを用いて現像剤担持体の表面状態を規定し、現像ゴーストの発生、及び多数枚複写後においても現像剤担持体上への一成分現像剤の固着という問題点を解決することを課題とする。【解決手段】 現像剤担持体は、円筒状基体の表面に、少なくとも1種類の導電性微粒子を樹脂中に分散させた導電性塗料を塗布硬化させ、何らの表面処理を施すことなく形成された表面層を有し、当該表面層の仕事関数測定時の電子放出効率Yield/eVを、5以上且つ30以下に設定するように構成して課題を解決した。
請求項(抜粋):
現像剤担持体に現像剤層規制部材を作用させて、当該現像剤担持体上に現像剤の薄層を形成し、この現像剤担持体上に形成された現像剤の薄層を静電潜像保持体と対向した現像領域へと搬送し、当該静電潜像保持体に形成された静電潜像を現像する現像装置において、前記現像剤担持体は、円筒状基体の表面に、少なくとも1種類の導電性微粒子を樹脂中に分散させた導電性塗料を塗布硬化させ、何らの表面処理を施すことなく形成された表面層を有し、当該表面層の仕事関数測定時の電子放出効率Yield/eVを、5以上且つ30以下に設定したことを特徴とする現像剤担持体。
IPC (2件):
G03G 15/08 501 ,  F16C 13/00
FI (2件):
G03G 15/08 501 D ,  F16C 13/00 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)

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