特許
J-GLOBAL ID:200903099091848262

ホール装置のオフセット電圧を減少させる方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-512265
公開番号(公開出願番号):特表2000-511642
出願日: 1997年09月09日
公開日(公表日): 2000年09月05日
要約:
【要約】この方法は、ホール装置のオフセット電圧を動的に補償するのに役立つ。このホール装置は、少なくとも2つの接点対を有するプレート状の構造あるいは等角写像で得ることができる任意の他の装置のいずれかを有することができる。接点対は例えば90°だけ曲げられる。各対には、周期的に交流が供給され、それによって供給電流の移相は接点対の空間移相に対応し、例えば90°である。供給電流の重ね合わせは、ホール装置で連続回転電流ベクトルを生じる。対応する端子間の電圧を同時に測定することによって、ホール電圧および周期オフセット電圧からなる信号が分離することができる。オフセット電圧は、少なくとも1つの期間にわたって信号を平均化することによって除去される。
請求項(抜粋):
円形導電領域(circular conductive area)と、前記導電領域の円周上の対向する接点対(A/B,C/D)で配置された少なくとも4つの接点(A,B,C,D)とを有するホール装置のオフセットを減少させる方法であって;前記接点対が等しい空間角(spatial angles)によって互いから離隔されるか、あるいは導電領域と前記円形領域から等角写像(conformal mapping)で得られる接点対とを有するものであり;該方法が、 電流(I0)を前記導電領域に印加し、それによって該電流の方向が前記領域内で回転されるステップと、 前記電流(I0)に垂直な前記導電領域の両端間(across the conductive area)の電圧差を測定するステップと、 少なくとも1つの回転期間(rotation period)中に測定された電圧差を平均化するステップとを含み、 前記回転電流が、各接点対に交流を印加することによって発生され、それによって全接点対に印加された電流の周波数が等しく、且つ接点対に印加された電流間の移相(phase shift)が、同じ接点対間の空間角に対応することを特徴とする方法。

前のページに戻る