特許
J-GLOBAL ID:200903099096872145

ブレーキ液圧制御弁装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-214880
公開番号(公開出願番号):特開平8-075031
出願日: 1994年09月08日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】【目的】 ブレーキ液圧制御弁装置の車輪ブレーキ接続口から流入するブレーキ液中の異物を捕捉させるフィルタの配設を安価に達成する。【構成】 常閉電磁弁の弁室C1内に配置した円筒状のフィルタ24の樹脂製のフレーム部材25を、その両端の環状部25a,25bの外周で弁室C1の周壁面に密着させるとともにその両環状部を接続する一対の接続部25c,25dでも弁室C1の周壁面に密着させ、弁室C1を通るブレーキ液が必ずフィルタ部材26を通過するようにする。フレーム部材25のフック部25を通路19の周変に係止させることでフィルタ24をボデー12に対して位置決めし、フィルタ部材26か通路13と対向した状態を維持させる。
請求項(抜粋):
車輪ブレーキ接続口とブレーキ液圧源接続口を有したボデーに前記車輪ブレーキをブレーキ液圧源に対して遮断するための常開電磁弁と前記車輪ブレーキをリザーバに対して連通するための常閉電磁弁とが組付けられており、前記ブレーキ液圧源接続口と前記常開電磁弁を結ぶ第1通路と前記常閉電磁弁と前記リザーバを結ぶ第2通路の各々に液圧変化速度設定用のオリフィスが配設されており、前記常閉電磁弁の円柱状の弁室と前記車輪ブレーキ接続口を結ぶ第3通路と、前記常閉電磁弁の前記弁室と前記常開電磁弁の弁室を結ぶ第4通路が前記ボデーに設けられているブレーキ液圧制御弁装置において、前記常閉電磁弁の前記弁室内に、前記車輪ブレーキ接続口から流入するブレーキ液中の異物を捕捉させるための略円筒状のフィルタが配設されており、前記常閉電磁弁の弁体が位置している且つ前記第3通路および前記第4通路の一端が周壁面に開口している円柱状の弁室内に略円筒状のフィルタが配設されており、このフィルタは一対の環状端部とこれら両環状端部を一体に接続する一対の接続部とを有したフレーム部材とこのフレーム部材の前記両環状端部と前記両接続部とで囲まれている一対のブレーキ液流通窓に張られたフィルタ部材とで構成されており、前記フレーム部材は前記両環状端部と前記両接続部にて前記弁室の周壁面に密着させられており、前記両ブレーキ液流通窓の一方および他方が前記第3通路の前記開口および前記第4通路の前記開口とそれぞれ対向しているように前記フィルタを前記ボデーに対し位置決めする位置決め手段が設けられていることを特徴とするブレーキ液圧制御弁装置。
IPC (4件):
F16K 31/06 305 ,  F16K 31/06 330 ,  F16K 31/06 385 ,  B01D 35/02

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