特許
J-GLOBAL ID:200903099101824910

既存モルタル吹付施工箇所の補修工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近藤 彰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-276620
公開番号(公開出願番号):特開2005-036579
出願日: 2003年07月18日
公開日(公表日): 2005年02月10日
要約:
【課題】 既存モルタル吹付施工箇所の補修に際して、空洞部注入工程の手順の不都合や、非セメント系の接着剤を採用しない従来工法の改善を行う。【解決手段】 既存のモルタル吹付施工箇所(被覆層1)の表面に対してジェット水噴射を行い清浄化し、且つ軟弱部分の剥離除去する洗浄工程、既存被覆層を地山に固定するアンカーピン4の打ち込み工程、既存被覆層1と地山2との間に生じた空洞部に、ポルトランドセメントに所定の注入材5を注入する空洞部注入工程、ポリビニールアルコール水溶液や酢酸ビニル、その他共重合樹脂エマルジョンなどの接着液を既存層のクラックに侵入させると共に、既存層表面全体を覆うように高圧で吹き付けて接着層6を形成する接着剤塗布工程、モルタルにビニロン繊維混入させると共に、前記接着液を添加した繊維モルタルを接着剤塗布面に所定の厚さで吹付けて被覆層8を形成する被覆工程を順次実施してなる。【選択図】 図6
請求項(抜粋):
既存のモルタル吹付工で施工された被覆層の表面に対してジェット水噴射を行って表面を清浄すると共に、軟弱部分を剥離除去する洗浄工程、折曲頭部が既存被覆層より所定高さ突出して既存被覆層を地山に固定するアンカーピンの打ち込み工程、既存被覆層と地山との間に生じた空洞部に、ポルトランドセメントに粒度調整した硅砂を加え、更に接着機能を高める接着剤ほか有機質セメント改良材を添加した注入材を注入する空洞部注入工程、塗料ベースなどに使用されるポリビニールアルコール水溶液や酢酸ビニル、その他共重合樹脂エマルジョンなどの接着液を既存層のクラックに侵入させると共に、既存層表面全体を覆うように高圧で吹き付けてなる接着剤塗布工程、モルタルにビニロン繊維を混入させると共に、前記接着液を添加した繊維モルタルを接着剤塗布面に所定の厚さで吹付けて被覆層を形成する被覆工程を順次実施してなることを特徴とする既存モルタル吹付施工箇所の補修工法
IPC (2件):
E02D17/20 ,  C04B28/04
FI (2件):
E02D17/20 104B ,  C04B28/04
Fターム (4件):
2D044DC06 ,  4G012PA04 ,  4G012PA24 ,  4G012PE04
引用特許:
出願人引用 (1件)

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