特許
J-GLOBAL ID:200903099104354485

焼結用微粉鉱石の造粒方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-142714
公開番号(公開出願番号):特開平5-331559
出願日: 1992年06月03日
公開日(公表日): 1993年12月14日
要約:
【要約】【目的】 既存設備を流用し、安価で効率的に均一な造粒を実施して、理想的な擬似粒子を形成できる焼結用微粉鉱石の造粒方法を提供する。【構成】 原料槽1と造粒用ドラムミキサー3との間に搬送ライン2,4が、また、ドラムミキサー3内に、その軸方向と平行で軸方向へ延び、反転が可能である搬送装置5と、ミキサー軸方向全域にドラムミキサー3内へ散水できる散水装置7とが設けられた造粒設備Aを用いる。そして、原料槽1からの平均粒径+1mmの原料6は直接ドラムミキサー3内に、また、平均粒径-1mmの原料8はドラムミキサー3内の搬送装置5を介してドラムミキサー3内に投入する。その後、この各原料6,8のドラムミキサー3内への投入と、この投入原料への散水装置7からの散水を継続しながら造粒し、焼結機に供給する。
請求項(抜粋):
焼結用の原料が貯蔵されている原料槽と焼結原料の造粒を実施するドラムミキサーとが、複数の搬送ラインで結ばれてなる造粒設備における造粒方法であり、前記ドラムミキサー内に、そのミキサー軸方向と平行でミキサー軸方向へ延びて配設されており、搬送原料のドラムミキサー内への投入をミキサー軸に沿って略均一に行うことのできる搬送装置と、ドラムミキサー内における軸方向全域へ散水することのできる散水装置とを設け、前記原料槽から切り出されて、前記ドラムミキサー内へ投入される原料のうち、平均粒径+1mmの原料(核原料となる粗粒鉱石)は前記ドラムミキサー内に直接投入すると共に、平均粒径-1mmの原料(微粉原料となる微粉鉱石)はドラムミキサー内に設置された前記搬送設備を介してドラムミキサー内に投入するという作業を、前記散水装置による散水を継続しながら行って造粒することにより、擬似粒子を形成して焼結機へ供給することを特徴とする焼結用微粉鉱石の造粒方法。

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