特許
J-GLOBAL ID:200903099104835793

過負荷防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-080203
公開番号(公開出願番号):特開平8-277847
出願日: 1995年04月05日
公開日(公表日): 1996年10月22日
要約:
【要約】【目的】 トルク切断後の発熱が少なくかつ、騒音や振動を発生しないような過負荷防止装置を提供することが主たる目的である。【構成】 回転可能に設けられた第1の回転体21と、第1の回転体21に対し同一軸線上で相対回転可能な第2の回転体22と、一端側が第1の回転体21に係止されかつ他端側が第2の回転体22の外周部に巻かれた巻きばね50を備えている。第2の回転体22は、円柱状の軸部30と、軸部30の外周に設けられた摩擦制御部材40とを有しており、摩擦制御部材40の外周面が巻きばね50の内面と接するようにしている。摩擦制御部材40は、伝達すべきトルクが所定値を越えた時に巻きばね50が滑ることにより発生する摩擦熱等によって、巻きばね50との接触部が軟化あるいは変質を生じて接触部の外径が減ることのできる樹脂等の材料からなる。
請求項(抜粋):
動力源と被動側機器との間に設けられる過負荷防止装置であって、上記動力源または被動側機器のいずれか一方側に設けられかつ軸線回りに回転可能な第1の回転体と、上記動力源または被動側機器の他方側に設けられかつ上記第1の回転体に対し同一軸線上で相対回転可能な第2の回転体と、一端側が上記第1の回転体に係止されかつ他端側が上記第2の回転体の外周部に巻かれていて第1の回転体と第2の回転体との間の伝達すべきトルクが所定値を越えた時に第2の回転体との間で相対回転を生じるトルク伝達用の巻きばねとを具備し、上記第2の回転体は、上記第1の回転体に対し同一軸線上で回転する軸部と、この軸部の外周に設けられていて上記巻きばねの内面が密接状態で巻付く摩擦制御部材とを有しており、上記摩擦制御部材は、上記巻きばねが滑る時に発生する摩擦熱によって上記巻きばねとの接触部が軟化あるいは変質を生じて上記接触部の外径が減るかもしくは摺動摩擦による外径縮小を生じる材料からなることを特徴とする過負荷防止装置。
IPC (2件):
F16D 7/02 ,  F16H 35/10
FI (2件):
F16D 7/02 F ,  F16H 35/10 C

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