特許
J-GLOBAL ID:200903099106064018

カルボラン含有ケイ素系重合体及びその酸化物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-045388
公開番号(公開出願番号):特開平11-240957
出願日: 1998年02月26日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】【課題】 主鎖にアセチレン基、側鎖にカルボラン誘導体基を導入することにより、耐熱性及び難燃性を向上させたカルボラン含有ケイ素系重合体及びその酸化物を提供する。【解決手段】 三つのユニットを構成単位とし、各ユニットの比率がx:y:zであるカルボラン含有ケイ素系重合体であって、式〔(y+z)/(x+y+z)〕×100で表されるカルボランの導入率が20%以上である。同ユニットを構成単位とするカルボラン含有ケイ素系重合体の酸化物であって、酸素含有率が20重量%以上である。
請求項(抜粋):
一般式(1)で表される三つのユニットを構成単位とし、各ユニットの比率がx:y:zであるカルボラン含有ケイ素系重合体であって、式〔(y+z)/(x+y+z)〕×100で表されるカルボランの導入率が20%以上であり、かつ、重量平均分子量が500以上であることを特徴とするカルボラン含有ケイ素系重合体。【化1】(式中、R1 、R2 は、ケイ素原子に結合した水素原子、炭素数1〜20のアルキル基又は炭素数6〜30のアリール基を表し、それぞれ同一であっても異なっていてもよい。R3 は、炭素数1〜20のアルキレン基又は炭素数6〜30のアリーレン基を示すがなくてもよい。なお、R3 がない場合は、ケイ素原子にビニル基が直接結合する。Zは、水素、炭素数1〜20のアルキル基、炭素数6〜30のアリール基又は炭素数1〜20のアルコキシ基を示す。なお、二つのエチニレン基のベンゼン環に対する位置は任意である。CBp Hq Cは、2価のかご状のホウ素化合物であるカルボランを示し、p、qは3〜16の整数を示す。x、y、zは、1以上の整数を示す)
引用特許:
審査官引用 (1件)

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