特許
J-GLOBAL ID:200903099111887626

無拘束運動負荷時血圧変動測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-010481
公開番号(公開出願番号):特開平5-207978
出願日: 1992年01月24日
公開日(公表日): 1993年08月20日
要約:
【要約】【目的】 運動負荷時における血圧変動を一心拍毎に無拘束的に計測する。【構成】 波長の異なる光源1・2から所定のサイクルで照射された光は、生体の表在血管で吸収・反射され、各々の反射光が共通の受光素子3により受光され、その受光量に対応する電気信号をマルチプレクサ5に送る。マルチプレクサ5は、各々の波長毎に電気信号を分離し、可変利得増幅器6・7へ送り、電気信号PR・PIRを得る。これをバンドパスフィルタ8・9に入力し、脈動による反射光の変動成分・外乱成分を有する脈波信号ΔPR、ΔPIRを得る。これらを差動増幅器10に入力し、外乱を除去した脈波信号ΔPSを得て、微分器11に入力し、微分脈波信号δPSを得る。また、電極13、心電計14より微分心電波形δCGを得る。両者より脈波伝播速度が得られる。これが送信機21より受信機22に送られ、この脈波伝播速度より、一心拍毎の血圧値が推定される。
請求項(抜粋):
身体に装着され生体信号を収集送信する携帯用のデータ送信部と、送信された前記生体信号を受信し演算処理してその結果を表示または他の生体信号表示モニターに伝送するインターフェース部とからなる無拘束運動負荷時血圧変動測定装置において、前記データ送信部が表在動脈の脈波を光電脈波信号として測定部位から取り出す光電素子からなる脈波センサ部と、脈波伝播速度を得るために用いる心電信号を得るための電極部と、2波長の光電脈波信号から体動による外乱を除去する外乱除去部と、前記光電脈波信号及び心電信号を微分し脈波伝播時間を求める演算制御部と、これらの各データを前記インターフェース部に順次送信する送信部とを具備し、前記インターフェース部が一心拍毎の脈波伝播速度を用いることにより、一心拍毎の血圧値を推定する演算制御部を具備して成ることを特徴とする無拘束運動負荷時血圧変動測定装置。

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