特許
J-GLOBAL ID:200903099117350853

可撓性の移動通信用アンテナ、およびその構成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-102227
公開番号(公開出願番号):特開平7-176938
出願日: 1993年04月28日
公開日(公表日): 1995年07月14日
要約:
【要約】【目的】 同軸ケーブルを内蔵する構造のアンテナを改良して、その可撓性を妨げることなく、しかも簡単で安価な構成によって不平衡電流を阻止し、該不平衡電流に起因するトラブルを防止する。【構成】 同軸ケーブル1の先端部の電気的長さλ/4の中心導体2を電気的に露出せしめるとともに、該同軸ケーブル1に沿わせて電気的長さλ/4の導体3を配置してダイポールアンテナを形成し、かつ、前記同軸ーブル1に対して電気的長さλ/2の導電性の筒状部材(例えばλ/2円筒導体7)を外嵌する。前記ダイポールアンテナで発生した不平衡電流は上記λ/2円筒導体7で阻止されて悪影響を及ぼさない。
請求項(抜粋):
中心導体と外導体とよりなる同軸ケーブルを内蔵するアンテナにおいて、上記同軸ケーブルの先端部の電気的長さλ/4範囲について外導体を除去して中心導体を電気的に露出せしめるとともに、λ/4範囲を除去された外導体の先端付近に、電気的長さλ/4の導体を、該外導体に沿わしめて配置してダイポールアンテナを形成し、かつ、前記同軸ケーブルがアンテナを形成している部分よりも通信機本体寄りの部分に外嵌せしめて、電気的長さλ/2の筒状導体を配置して、前記ダイポールアンテナで発生する不平衡電流か通信機本体回路に影響を及ぼすことを阻止したことを特徴とする、可撓性の移動通信用アンテナ。

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