特許

J-GLOBAL ID：200903099120310749

自動制御式照明光学系を備えた顕微鏡

発明者： 川崎 正美 ,  内藤 正幸
出願人/特許権者： オリンパス光学工業株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-011633
公開番号（公開出願番号）：特開平9-021958
出願日： 1983年03月22日
公開日（公表日）： 1997年01月21日
要約：

【要約】【課題】 本発明は、対物レンズ,撮影レンズの変更に応じて照明光学系要素による観察条件,撮影条件の調整を自動化する自動制御式照明光学系を備えた顕微鏡を提供する。【解決手段】 本発明は、選択された対物レンズの認識手段と、光路中に選択挿入される各対物レンズのレンズデータ入力部と、このに入力データに基づく対物レンズの諸元データと使用対象となる対物レンズに関する諸元データベースが記憶される記憶部と、観察条件,撮影条件を調整可能な照明光学系要素の電動制御手段と、各使用状態を認識する手段と、撮影光学系の撮影レンズの倍率を検出する手段と、選択された対物レンズに対応する諸元データを記憶部より読みだして撮影レンズの倍率データに基づいて照明光学系要素による観察条件または撮影条件を決定して電動制御手段を制御する処理装置とを備えた。

請求項（抜粋）：

光路中に選択挿入された対物レンズを認識する対物レンズ認識手段と、光路中に選択挿入される夫々の対物レンズに対応させて倍率または種別を入力する対物レンズデータ入力部と、該対物レンズデータ入力部からの入力データに基づいて前記認識された対物レンズの諸元データを記憶すると共に、使用対象となる対物レンズに関する諸元データベースが記憶される記憶部と、照明光学系による観察条件または撮影条件を調整可能な少なくとも開口絞りを含む照明光学系要素と、該照明光学系要素を電動制御する電動制御手段と、観察使用状態と撮影使用状態を認識するに使用状態認識手段と、撮影光学系の光路中に含まれる撮影レンズの倍率を検出する倍率検出手段と、前記対物レンズ認識手段により認識された対物レンズに対応する諸元データと諸元データベースを前記記憶部より読みだし、この読みだされたデータまたは前記倍率検出手段により検出された撮影レンズの倍率データに基づいて前記照明光学系要素による観察条件または撮影条件を決定する処理装置とを備え、該処理装置の決定結果に基づいて前記光路中に選択挿入された対物レンズに対して前記照明光学系要素による観察条件または撮影条件が適正になるように前記電動制御手段を制御することを特徴とする自動制御式照明光学系を備えた顕微鏡。