特許
J-GLOBAL ID:200903099125186264

ガスタービンの燃焼監視装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-033576
公開番号(公開出願番号):特開平10-231739
出願日: 1997年02月18日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】燃焼器の状態を燃焼器後流側の排気ガス温度で捉える燃焼監視装置付きガスタービンで、排気ガス温度検出器の異常が発生したことを速やかに検知し、排気ガス温度検出器の異常な温度信号による燃焼監視装置の誤動作を防止する。【解決手段】ガスタービン燃焼監視装置15の燃焼状態の監視および、排気ガス温度検出器13の異常の検出は、燃焼器後流側の排気部12に複数個設置された排気ガス温度検出器13により得られる温度信号14を状態量演算器20により、最小値25から最大値26までを求め、偏差演算器21により第1位状態量偏差22から第m位状態量偏差24までを算出し、偏差許容値30との比較を比較器29により求める。
請求項(抜粋):
燃料流量調節弁を介して燃料を供給される燃焼器と、上記燃焼器に燃焼用空気を供給する空気圧縮機と、上記燃焼器で発生した燃焼ガスによって駆動されるタービンを備えたガスタービンの燃焼状態を燃焼ガス温度或いは、排気ガス温度の状態量により監視する装置において、燃焼器1個に対して複数個の排気ガス温度検出器を設けて複数の検出量を求め、この検出量の偏差の最大値および、2番目の最大値を算出し、上記各々の偏差量が予め設定された排気ガス温度偏差許容値の範囲内にあるか否かを判定し、上記偏差の最大値および、2番目の最大値が共に上記の排気ガス温度偏差許容値の範囲内にある場合は正常燃焼と判断し、上記偏差の最大値および、2番目の最大値が共に上記の排気ガス温度偏差許容値の範囲内にない場合は異常燃焼と判断し、また、上記偏差の最大値のみ上記排気ガス温度偏差許容値の範囲内になく、上記の2番目最大値は上記排気ガス温度偏差許容値の範囲内にある場合を上記排気ガス温度検出器の異常と判定することを特徴とするガスタービンの燃焼監視装置。
IPC (2件):
F02C 9/00 ,  F23R 3/00
FI (2件):
F02C 9/00 B ,  F23R 3/00 E

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