特許
J-GLOBAL ID:200903099135017860

可変動弁機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-035215
公開番号(公開出願番号):特開平11-229829
出願日: 1998年02月17日
公開日(公表日): 1999年08月24日
要約:
【要約】【課題】 カム位相可変装置において、ベーンおよびベーンハウジングの対向面間に僅かな間隙を有した状態でベーンロータを遅角位置にロックして、エンジン始動時のベーンとベーンハウジングとの衝突を防止する。【解決手段】 ロック機構は、ロータベーンの各ベーン(44)の内部に移動自在に配されたロックピン(70)とベーンハウジングを構成するカムプーリ主体部(22)に形成したロック穴(22b)とを含む。ロック穴は最遅角側ベーン位置よりも僅かに進角側に形成され、ロックピンとロック穴にはクラウニングが付けられている。ベーンが最遅角位置まで回転したとき、ロックピン及びロック穴の調芯作用によりロックピンがロック穴に嵌入し、ベーンがロックされる。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランク軸から回転力が伝達される回転伝達部材と一体回転可能な収容部材と、上記収容部材内に配され上記収容部材との間に遅角側油室及び進角側油室を画成するベーン部を有し、上記内燃機関の吸気弁または排気弁を開閉するカム部が形成されたカムシャフトと一体回転可能でかつ上記収容部材に対して相対回転可能なベーン部材と、上記遅角側油室または上記進角側油室に油圧を選択的に供給する油圧供給手段と、上記油圧の供給がないとき、上記ベーン部および上記収容部材のそれぞれの遅角側油室画成面の間に僅かな間隙を有した状態で、上記ベーン部材を遅角ロック位置にロックするロック機構とを備えることを特徴とする可変動弁機構。

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