特許
J-GLOBAL ID:200903099140908152
免疫学的診断試薬
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
牧野 逸郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-000060
公開番号(公開出願番号):特開平7-229900
出願日: 1985年05月30日
公開日(公表日): 1995年08月29日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】血清を希釈することなく、しかも、非働化処理も行なわずに、非特異的凝集反応が抑制され、且つ、凝集反応の有無の判定が容易であると共に、低温のみならず、室温又はそれ以上の高い温度での保存安定性にすぐれた免疫学的診断試薬を提供する。【構成】この免疫学的診断試薬は、免疫活性物質が共有結合にて固定化された水分散型高分子重合体粒子の水性分散液にアミノスルホン酸又はその水溶性塩を溶解、配合してなる免疫学的診断試薬であつて、上記水分散型高分子重合体粒子がアクリル酸フルオロアルキルエステル誘導体とアクリル酸誘導体と多官能性内部架橋用単量体と、必要に応じてアクリル酸アルキルエステル誘導体とからなる単量体混合物を乳化共重合してなるものであり、上記アミノスルホン酸が一般式(I)(但し、X及びYは水素又は置換基を有していてもよいアルキル基、シクロアルキル基又は相互に結合してなる環状アミノ基残基を示し、Zは置換基を有していてもよいアルキレン基を示す。但し、X及びYは同時には水素ではない。)で表わされる第2級又は第3級アミノ基を有するアミノスルホン酸であることを特徴とする。
請求項(抜粋):
免疫活性物質が共有結合にて固定化された水分散型高分子重合体粒子の水性分散液にアミノスルホン酸又はその水溶性塩を溶解、配合してなる免疫学的診断試薬であつて、上記水分散型高分子重合体粒子が(a) 一般式CH2=CR1COOR2(CF2)nCFA2(但し、R1 は水素又は低級アルキル基を示し、R2 は【化1】(但し、mは0〜12の整数を示し、x+y=m-1であり、R3 は水素又はアセチル基を示す。)を示し、Aはそれぞれ独立に水素、フツ素又は CF3を示し、nは0〜12の整数を示す。)で表わされるアクリル酸フルオロアルキルエステル誘導体60〜99.8重量%、(b) 一般式R4CH=CR5COOH(但し、R4 は水素、低級アルキル基又はカルボキシル基を示し、R5 は水素は低級アルキル基を示し、R4 が水素又は低級アルキル基のときは、R5 はカルボ低級アルコキシ基であつてもよい。)で表わされるアクリル酸誘導体0.1〜20重量%、及び(c) 多官能性内部架橋用単量体0.1〜20重量%からなる単量体混合物を水性媒体中で乳化共重合させてなる水分散型高分子重合体粒子であり、上記アミノスルホン酸が一般式(I)【化2】(但し、X及びYは水素又は置換基を有していてもよいアルキル基、シクロアルキル基又は相互に結合してなる環状アミノ基残基を示し、Zは置換基を有していてもよいアルキレン基を示す。但し、X及びYは同時には水素ではない。)で表わされる第2級又は第3級アミノ基を有するアミノスルホン酸であることを特徴とする免疫学的診断試薬。
IPC (6件):
G01N 33/545
, C08F220/06 MLP
, C08F220/22 MMT
, C08F220/28 MMV
, C08K 5/17
, C08L 33/04 LHV
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