特許
J-GLOBAL ID:200903099143316035

直流電流センサーと直流電流流出防止方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-073168
公開番号(公開出願番号):特開平11-002647
出願日: 1998年03月06日
公開日(公表日): 1999年01月06日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 インバーター出力側の大きな交流電流中に流出して混入する相対的に小さな直流電流を検出し、その検出したデータに基づいて負帰環をかけ、該直流電流を零にすることで、実質的な直流電流流出防止を可能としたトランスレスインバーターの提供のための被検出導線中の交流電流中に混入する直流電流を非接触にて高感度で測定する直流電流センサー。【解決手段】 3個のコアにまたがってトロイダル状に交流電流低減用コイル26を巻回配置して短絡した構成で交流成分検出センサーに生じる交流成分の大半をパッシブキャンセルして低減でき、前記の検出コア10と検出コア20とにまたがって巻回配置し、交流電流によって交流検出コイル21に発生する起電力が零になるよう帰環電流を流す帰環電流用コイル22にて交流成分をアクティブキャンセルし、直流電流を検出する。
請求項(抜粋):
直流成分検出センサーと交流成分検出センサー並びに交流電流低減用コアの各内側に直流電流と交流電流が流れる被検出導線を貫通配置し、両センサーにまたがって巻回配置する帰環電流用コイルと両センサー及び交流電流低減用コアにまたがって巻回配置する交流電流低減用コイルを有した構成からなり、前記被検出導線を流れる交流電流によって発生した交流成分電流を交流電流低減用コイルによって予め所要値に低減された交流成分検出センサーの出力が零になるよう帰環電流用コイルに帰環電流を流し、前記被検出導線を流れる交流電流による直流成分検出センサーへの影響を実質的に零にして、直流成分検出センサーにて前記被検出導線に流れる直流電流を検出する直流電流センサー。
IPC (3件):
G01R 15/18 ,  G01R 19/00 ,  H01F 38/28
FI (3件):
G01R 15/02 H ,  G01R 19/00 B ,  H01F 40/06

前のページに戻る