特許
J-GLOBAL ID:200903099144193115

コークス炉の石炭装入方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 細江 利昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-355430
公開番号(公開出願番号):特開平7-197028
出願日: 1993年12月30日
公開日(公表日): 1995年08月01日
要約:
【要約】【目的】 本発明は炭化室内粉状石炭の飛散粉塵の次工程への弊害を防止する。【構成】 装炭車1を所定の炭化室2の装炭口3に停止させ、複数個の装炭口の図示しない装炭口蓋を取外し装炭する。複数個のスリーブ7a〜7dよりなる伸縮スリーブ7が速度可変の懸垂ワイヤー8を巻取装置9より送出して伸長し、その先端を炭化室2の図示ない底部に位置させて停止する。次に石炭の装入を開始すると、伸縮スリーブ7の先端Aは石炭層23の頂点10の上昇速度に同調するように設定された速度で巻取装置9に懸垂ワイヤー8を巻取ることにより、伸縮スリーブ7の先端Aと石炭層23の頂点10は接した状態で上昇する。【効果】 予熱乾燥した粉状炭を装炭しても、コークス炉上昇管の石炭粉の付着減少、安水・タール中への懸濁減少により、上昇管清掃頻度の減少、タール水分の低下、コークス歩留の向上と云う多大な効果をもたらす。
請求項(抜粋):
装炭口から装炭車ホッパーを介してコークス炉内に装炭する方法において、前記ホッパーの下端に取付けた伸縮スリーブを伸長させてその先端部を炉底近傍に位置決めし、その後、伸縮スリーブを介して石炭を炉内に装入し、堆積する石炭層に順応させて、前記伸縮スリーブを短縮させ、石炭層の表面が基準の高さに達した際に、前記伸縮スリーブを炉上に引上げることを特徴としたコークス炉の石炭装入方法。

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