特許
J-GLOBAL ID:200903099154279425

傾斜触媒系を用いてイソプロピルアルコールおよびエーテル類を統合的に製造する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津国 肇 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-340532
公開番号(公開出願番号):特開平8-231453
出願日: 1995年12月27日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】【課題】 アセトンから、転換率よく、また収率よくイソプロピルアルコールおよびエーテル類を合成する。【解決手段】 アセトンを水素と反応させることを含む、アセトン流からエーテル類を生成させる方法において、周期率表のIB族またはVIII族金属による水素化活性を有する成分と、強酸性ゼオライトによるエーテル化活性を有する成分を、供給原料が流れる方向に沿って、水素化活性が傾斜して減少し、エーテル化活性が傾斜して増加するように傾斜組成を有する触媒を用いる方法。
請求項(抜粋):
一連の直列した触媒帯域からなる触媒系にわたって、アセトンを水素と反応させることを含む、アセトン流からエーテル類を生成させるための統合された方法において、これらの帯域中の触媒が、周期律表のIB族およびVIII族に属する一種以上の金属の存在によって、場合に応じて水素化活性を発現し、ならびに、β-ゼオライト、脱アルミニウム処理したY-ゼオライト、中孔径および大孔径シリコアルミノホスフェートよりなる群から選択される強酸性ゼオライトを含有し、周期律表のIII 族および/またはIV族元素の酸化物から選択される結合剤と場合により混合されている担体によって、場合に応じてエーテル化活性を発現するものであって、触媒床の長さ方向に沿って、触媒帯域中の金属およびゼオライトの濃度が変化することにより、触媒床の長さ方向に沿って、水素化活性が傾斜して減少し、エーテル化活性が傾斜して増加することを特徴とする方法。
IPC (3件):
C07C 43/04 ,  C07C 41/01 ,  C07B 61/00 300
FI (3件):
C07C 43/04 B ,  C07C 41/01 ,  C07B 61/00 300

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