特許
J-GLOBAL ID:200903099156085490

相間移動触媒反応での触媒または共補助剤としてのデンドリマー型の高分子の用途

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津国 肇 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-507200
公開番号(公開出願番号):特表平11-510429
出願日: 1996年07月19日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】本発明は、相間移動触媒反応の触媒または共補助剤として、ポリオキサアルキレン鎖を含むデンドリマー型の分岐状高分子の用途に関する。
請求項(抜粋):
下記の一般式(I): A[G1→p]r (I)(式中、 Aは、中心核または「コア」であり、脂肪族の開鎖の基、分岐状もしくは分岐していない残基であって、または脂環式残基、またはN、Oおよび/もしくはSを含有する複素環式残基;あるいは芳香族またはヘテロ芳香族残基であることができる多価の有機残基から誘導され、それは第一世代のポリオキサアルキレン鎖が結合しているr個の末端基の存在により特徴づけられ; rは、「コア」Aの多様性を表す2〜10の整数であり; G1→pは、第一世代(g1)から最後の世代(gp)までの世代gでのp個のレベルを含む高分子の分岐状の構造を表し、そこで該世代数pの総計は1〜20で変化することができ、異なる世代は同じかまたは異なっていることができ、かつ a)最後の一つを除く世代gのそれぞれが、数多くのくり返し単位を含み、それは下記式: -B-M-(上記式中、 Bは、下記式:(上記式中、 nは、高分子の少なくとも1個の世代でnが0と異なることを条件として、0〜25で変化することができ、世代から世代で異なるか、または異ならない)で示されるポリオキサエチレンまたはポリオキサプロピレンであり; Mは、多価の脂肪族残基から誘導される分岐点であり、以下のものを含む、 鎖Bの末端基と架橋し得るOH、NH2、SH、COOHのような単官能基、またはその誘導体、 次の世代のポリオキサアルキレン鎖を架橋させるためのm個の反応性基であって、mは、2〜5の整数であり、Mにより導入された分岐多様性を表し、世代から世代で異なるか、または異ならないmである)である)で表される残基であり、 b)最後の世代gpが、下記式:(上記式中、 Bp、Mpおよびmpは、Mpの反応性基mp個すべてを、基Tに結合させる以外は、B、Mおよびmと同義であり; Tは、水素原子、(C1-C3)アルキル基またはヒドロキシル基のいずれかであることができる末端基であり、そしてそのような末端基は遊離であり、かつ解離もしくは非解離のいずれかであるか、またはピラニル基、ケタール基、アセチル基、環式オルトエステル基などのような適切な保護基で保護されており; Mpは、単結合であることができ、この場合、mpが1と等しく(すなわち、分岐がない)、そして、結果として最後の世代gpは、下記式: -Bp-T(上記式中、BpおよびTは上記と同義である)で示される残基を含む)で示される残基を含み;さらに c)p=1である場合、すなわち、高分子が1個の世代のみを含有する場合には、gpはg1に対応し、すなわち、下記式:(上記式中、B1、M1、m1およびTは、Bp、Mp、mpおよびTと同義である)の基を表す)で示されるデンドリマー型高分子の相間移動触媒反応の触媒または共補助剤としての用途。
IPC (3件):
B01J 31/06 ,  C08G 65/26 ,  C08G 69/28
FI (3件):
B01J 31/06 M ,  C08G 65/26 ,  C08G 69/28

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