特許
J-GLOBAL ID:200903099156235204

空燃比センサの異常検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-096374
公開番号(公開出願番号):特開平10-280991
出願日: 1997年04月01日
公開日(公表日): 1998年10月20日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 空燃比センサの空燃比変化領域の違いによる応答性のばらつきを防止することのできる空燃比センサの異常検出装置を提供する。【解決手段】 ストイキでの検出当量比に実際のずれ量を加算したストイキ相当検出当量比KACTCNT(S603)が反転判別用下限値KCMRPLより小なるとき(S604)空燃比センサの応答性劣化判定用所定周期TMCYCLOKをリーン領域の基準値TMCYCLHに設定し(S606)、KCMRPLとKCMRPHとの間であるときはストイキ近傍領域用の基準値TMCYCLMに設定し(S607)、反転判定用上限値より大なるときは、応答性劣化判定用所定周期をリッチ領域用の基準値TMCYCLLに設定する(S608)。これによりKACTCNT値をリーン、ストイキ近傍、リッチの各変化領域に適した値に算出することができ、空燃比センサの変化領域による応答性のばらつきに基因する誤診断を確実に防止できる。
請求項(抜粋):
内燃機関の排気系に設けられ排気ガス中の酸素濃度に比例する値を出力する空燃比センサと、該空燃比センサの出力に基づいて前記機関に供給する混合気の空燃比を目標空燃比にフィードバック制御する空燃比フィードバック制御手段とを備える内燃機関の空燃比制御装置における空燃比センサの異常検出装置において、前記空燃比センサの応答性のパラメータを算出する応答性算出手段と、該応答性のパラメータを劣化判定基準値と比較することにより前記空燃比センサの劣化を検出する劣化検出手段と、前記劣化判定基準値を前記空燃比センサの出力に基づいて算出される空燃比の変化領域に応じて設定する劣化判定基準値設定手段とを備えることを特徴とする空燃比センサの異常検出装置。
IPC (3件):
F02D 41/14 310 ,  F02D 41/14 ,  F02D 45/00 368
FI (3件):
F02D 41/14 310 K ,  F02D 41/14 310 L ,  F02D 45/00 368 G
引用特許:
審査官引用 (3件)

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