特許
J-GLOBAL ID:200903099172156675

車両用ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-236511
公開番号(公開出願番号):特開平5-069803
出願日: 1991年09月17日
公開日(公表日): 1993年03月23日
要約:
【要約】【目的】 安全性を低下させることなくトラクション制御装置の部品点数を減少する。【構成】 油室52内にパイロット圧が作用するとマスタシリンダ5の倍力室25内の倍力圧を従動輪と駆動輪の圧力調整弁37〜40に導入する油圧式メカニカル弁42、およびアンチスキッド制御時に油圧式メカニカル弁42の油室52内に油圧源2の高圧油をパイロット圧として作用させる電磁式管路切替弁45を備えたアンチスキッド制御装置8に、トラクション制御時に第2の位置に切り替わって油圧源2の高圧油を電磁式管路切替弁45を介して駆動輪の圧力調整弁39、40に導入する1つの電磁式管路切替弁57を追加することによって、電磁式管路切替弁57が突発的に第2の位置に切り替わっても電磁式管路切替弁45の存在により突発的な制動力が駆動輪に作用しないようにした。
請求項(抜粋):
(a)油圧を発生する油圧源と、(b)ブレーキペダルの操作力に応じた倍力圧が導入される倍力室、およびこの倍力室内の前記倍力圧に応じた油圧を発生する圧力室を有するマスタシリンダと、(c)前記圧力室内の油圧を駆動輪のホィールシリンダ内に導入する導入管路と、(d)この導入管路に設けられ、前記駆動輪の回転状況に応じて前記駆動輪のホィールシリンダ内の油圧を調整する圧力調整手段、前記倍力室と前記導入管路とを連通する第1連通管路、油圧が給排される油室を有し、前記第1連通管路に設けられ、前記油室内に油圧が導入された時のみ前記倍力室と前記圧力調整手段の上流側の前記導入管路とを接続する第1管路切替弁、前記油圧源と前記第1管路切替弁の油室とを連通する第2連通管路、およびこの第2連通管路に設けられ、前記駆動輪がロックまたはホィールスピンに向かう状態を検出した時のみ前記油圧源と前記第1管路切替弁の油室とを接続する第2管路切替弁を具備したアンチスキッド制御装置と、(e)前記圧力調整手段の上流側の前記導入管路と前記第2管路切替弁の下流側の前記第2連通管路とを連通する第3連通管路、およびこの第3連通管路の前記導入管路との合流部分に設けられ、前記駆動輪がホィールスピンに向かう状態を検出した時のみ前記圧力室と前記駆動輪のホィールシリンダとの接続を遮断し、前記第2管路切替弁の下流側の第2連通管路と前記圧力調整手段の上流側の前記導入管路とを接続する1つのトラクション制御弁を具備したトラクション制御装置とを備えた車両用ブレーキ装置。
IPC (3件):
B60T 8/44 ,  B60T 8/58 ,  B60T 13/12

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