特許
J-GLOBAL ID:200903099173167115

バッテリの劣化度演算方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀧野 秀雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-224704
公開番号(公開出願番号):特開2003-177164
出願日: 2002年08月01日
公開日(公表日): 2003年06月27日
要約:
【要約】【課題】 純抵抗、活性化分極抵抗、濃度分極抵抗の相互間に存在する連鎖反応の関係を考慮に入れて、バッテリの劣化度を正確に演算すること。【解決手段】 電流・電圧測定手段23a-1によって測定されるバッテリの放電電流と端子電圧とから純抵抗演算手段23a-2により求めた純抵抗の値の、純抵抗成分劣化値演算手段23a-4により求めた、バッテリに劣化が生じていない状態における純抵抗の値に対する比率である純抵抗成分劣化値に、バッテリの放電電流と端子電圧とから分極抵抗演算手段23a-3により求めた濃度分極による抵抗値と活性化分極による抵抗値とのうち少なくとも一方の分極による抵抗値の、分極抵抗成分劣化値演算手段23a-5により求めた、バッテリに劣化が生じていない状態における抵抗値に対する比率である分極抵抗成分劣化値を、乗算手段23a-6により乗じてその値をバッテリの劣化度を示す値とする。
請求項(抜粋):
負荷に電力を供給するバッテリの劣化度を演算するに当たり、前記負荷に、ピーク値まで単調増加した後、ピーク値から定常値まで単調減少する突入電流が流れている期間において周期的に測定される、前記バッテリの放電電流と該放電電流に対応する端子電圧とから、該バッテリの純抵抗の値を求めると共に、前記周期的に測定されるバッテリの放電電流と端子電圧とから、該バッテリの濃度分極による抵抗値と、前記バッテリの活性化分極による抵抗値とのうち、少なくとも一方の分極による抵抗値を求め、前記求めた純抵抗の値の、前記バッテリに劣化が生じていない状態における純抵抗の値に対する比率である、純抵抗成分劣化値を求めると共に、前記求めた少なくとも一方の分極による抵抗値の、該少なくとも一方の分極による、前記バッテリに劣化が生じていない状態における抵抗値に対する比率である、分極抵抗成分劣化値を求め、前記純抵抗成分劣化値に前記分極抵抗成分劣化値を乗じた値を、前記バッテリの劣化度を示す値として求めるようにした、ことを特徴とするバッテリの劣化度演算方法。
IPC (2件):
G01R 31/36 ,  H01M 10/48
FI (2件):
G01R 31/36 A ,  H01M 10/48 P
Fターム (16件):
2G016CA03 ,  2G016CB06 ,  2G016CB21 ,  2G016CB23 ,  2G016CC01 ,  2G016CC03 ,  2G016CC04 ,  2G016CC12 ,  2G016CC16 ,  2G016CC27 ,  2G016CC28 ,  2G016CF07 ,  5H030AA06 ,  5H030AS08 ,  5H030FF42 ,  5H030FF44

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