特許
J-GLOBAL ID:200903099174524337

車両用ドアロック機構の遠隔操作装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-004751
公開番号(公開出願番号):特開平8-193443
出願日: 1995年01月17日
公開日(公表日): 1996年07月30日
要約:
【要約】【目的】 ローリングコード方式における電波キー側と自動車の受信装置側との間のIDコードの同期ずれを極力防止して使い勝手の向上を図る。【構成】 電波キー1において、操作スイッチ4,5が操作されると、送信回路6各部に電池16から給電され、シフトレジスタ18はIDコードとスイッチコードとを出力してアンテナ27から送信する。このとき、スイッチコード判別回路21は、前回のスイッチコードがアンロックで且つ今回がロックコードである場合にインクリメントコードを更新して記憶するようになる。受信装置側においても受信毎に同様にしてインクリメントコードの更新を行うので、毎回更新する場合に比べて同期のずれ発生を極力防止できる。
請求項(抜粋):
操作スイッチの操作に応じてロックあるいはアンロックの空中伝播信号を送信する送信装置と、車両に設けられ前記送信装置からの空中伝播信号を受信するとこれに応じてドアロック機構をロック動作あるいはアンロック動作させるようにした受信装置とを備えた車両用ドアロック機構の遠隔操作装置において、前記送信装置は、前記車両に固有に設定された複数の固有コードが記憶された送信側固有コード記憶手段と、操作スイッチが操作されるとそのときのロックあるいはアンロックの操作コードを記憶する送信側操作コード記憶手段と、前記操作スイッチが操作されると前記送信側固有コード記憶手段の複数の固有コードのうちの指定されている前記固有コードを読出すと共に今回の操作コードを操作信号として出力する送信手段と、前記操作スイッチが操作されたときに前記送信側操作コード記憶手段から前回の操作スイッチの操作時に記憶された操作コードを読出してその操作コードが今回の操作コードと異なるときに前記送信側固有コード記憶手段における指定すべき固有コードを変更設定する送信側コード指定手段とを具備し、前記受信装置は、前記送信装置側の固有コード記憶手段と同様の複数の固有コードが記憶された受信側固有コード記憶手段と、受信した前記空中伝播信号の固有コードと前記受信側固有コード記憶手段に指定されている固有コードとを照合する照合手段と、この照合手段から一致信号が出力されたときにそのとき受信している操作コードに応じて前記ドアロック機構を駆動制御する制御手段と、受信した操作コードを記憶する受信側操作コード記憶手段と、前記受信した操作コードに対して前記受信側操作コード記憶手段に記憶された前回の受信時の操作コードが異なるときに前記受信側固有コード記憶手段における指定すべき固有コードを変更設定する受信側コード指定手段とを具備したことを特徴とする車両用ドアロック機構の遠隔操作装置。

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