特許
J-GLOBAL ID:200903099176998298

無線装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 青木 篤 ,  鶴田 準一 ,  島田 哲郎 ,  土屋 繁 ,  西山 雅也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-196501
公開番号(公開出願番号):特開2005-033535
出願日: 2003年07月14日
公開日(公表日): 2005年02月03日
要約:
【課題】ディジタル変調方式を使用して情報を外部に送信する無線装置に関し、送信情報の伝送効率を低下させずに増幅器の内部温度の変化に対応させ、少ない演算量と簡単な回路構成で増幅器の非線形歪を補償することを目的とする。【解決手段】歪測定用信号および直交ベースバンド信号をそれぞれ生成する歪測定用信号生成部1および直交ベースバンド信号生成部2と、増幅器の非線形歪を補償する歪補償係数が格納された複数の歪補償テーブルと、選択された歪補償テーブルから直交ベースバンド信号の振幅値に対応する歪補償係数を読み出してプリディストーションを行うプリディストーション部5と、歪測定用信号や直交ベースバンド信号の直交変調信号を増幅する増幅器9とを備え、バースト波等の送信時は増幅器の内部温度が低い状態で取得した歪補償テーブルを使用し、連続波等の送信時は増幅器を予め動作させて取得した歪補償テーブルを使用する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
増幅器で発生する非線形歪を測定するための歪測定用信号を生成する歪測定用信号生成部と、 直交ベースバンド信号を生成する直交ベースバンド信号生成部と、 該直交ベースバンド信号生成部にて生成された直交ベースバンド信号の振幅値を算出する振幅値算出部と、 前記増幅器で発生する非線形歪を補償するための歪補償係数が格納された複数の歪補償テーブルと、 該複数の歪補償テーブルから一つの歪補償テーブルを選択する歪補償テーブル選択部と、 該歪補償テーブル選択部にて選択された一つの歪補償テーブルから、前記直交ベースバンド信号の振幅値に対応する歪補償係数を読み出し、前記直交ベースバンド信号のプリディストーションを行うことで前記直交ベースバンド信号を補正するプリディストーション部と、 前記歪測定用信号、または、前記プリディストーションが行われた前記直交ベースバンド信号のいずれか一方の信号を選択する信号選択部と、 該信号選択部にて選択された信号を直交変調して直交変調信号を生成する直交変調部と、 該直交変調部にて生成された直交変調信号を増幅する増幅器と、 前記信号選択部にて前記歪測定用信号が選択された場合にのみ、前記増幅器の出力信号の電力値を測定して該増幅器の送信電力を取得するための送信電力測定部と、 該送信電力測定部にて取得された送信電力特性に基づき、前記増幅器で発生する非線形歪を補償するための歪補償係数を算出し、前記複数の歪補償テーブルを作成する歪補償テーブル作成部とを備え、 間欠的な時間間隔を有する直交変調信号を送信する場合は、前記増幅器の内部温度が低い状態で取得された歪補償テーブルを使用し、連続する直交変調信号を送信する場合は、前記増幅器を予め動作させて前記増幅器の内部温度を上昇させた状態で取得された歪補償テーブルを使用して前記直交ベースバンド信号のプリディストーションを行うことを特徴とする無線装置。
IPC (4件):
H04B1/04 ,  H03F1/32 ,  H04L27/20 ,  H04L27/36
FI (4件):
H04B1/04 R ,  H03F1/32 ,  H04L27/20 Z ,  H04L27/00 F
Fターム (26件):
5J500AA01 ,  5J500AA41 ,  5J500AC27 ,  5J500AF08 ,  5J500AK33 ,  5J500AK34 ,  5J500AK35 ,  5J500AK53 ,  5J500AS14 ,  5J500AT01 ,  5J500AT02 ,  5J500AT03 ,  5J500AT06 ,  5J500NG03 ,  5K004AA05 ,  5K004AA08 ,  5K004FF05 ,  5K004JF04 ,  5K060BB00 ,  5K060BB05 ,  5K060CC04 ,  5K060FF06 ,  5K060HH01 ,  5K060HH06 ,  5K060HH31 ,  5K060LL24
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (8件)
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