特許
J-GLOBAL ID:200903099180289129

樹脂水性分散体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳原 成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-057830
公開番号(公開出願番号):特開平7-118356
出願日: 1986年03月14日
公開日(公表日): 1995年05月09日
要約:
【要約】【目的】 酸化硬化性を有し、かつ貯蔵安定性に優れ、長期貯蔵や加温下での貯蔵において安定で、光沢、外観性、塗装作業性などに優れる水性塗料組成物としと使用可能な樹脂水性分散体を得る。【構成】 樹脂骨格の側鎖部に不飽和アルキル基を全樹脂中に5〜60重量%有し、塩基で中和することにより水可溶性となり得る酸価20〜100、水酸基価40〜150、数平均分子量1,000〜100,000の水溶性アクリル樹脂と、同様の樹脂骨格の側鎖部を有し、塩基で中和しても水不溶性である酸価20未満で水酸基価および数平均分子量が同様の疎水性アクリル樹脂との20/80〜90/10(重量比)の混合物に、ジイソシアネート化合物を加えて、樹脂固形分60%のメチルイソブチルケトン溶液とし、温度20°Cで測定した粘度が10〜300%増粘するように分子間架橋を行わせ、樹脂の全カルボキシル基の40〜100モル%の塩基を加えて中和し、攪拌下に水を加えて乳化分散する。
請求項(抜粋):
下記樹脂Aと樹脂Bとの20/80〜90/10(重量比)の混合物にジイソシアネート化合物を加えて、下記粘度測定条件による粘度が10〜300%増粘するように分子間架橋を行わせ、続いて樹脂の全カルボキシル基の40〜100モル%の塩基を加えて中和し、攪拌下に水を加えて乳化分散することを特徴とする樹脂水性分散体の製造方法。樹脂A;樹脂骨格の側鎖部に不飽和アルキル基を全樹脂中に5〜60重量%有し、かつ塩基で中和することにより水可溶性となり得る酸価20〜100、水酸基価40〜150、数平均分子量1,000〜100,000の水溶性アクリル樹脂。樹脂B;樹脂骨格の側鎖部に不飽和アルキル基を全樹脂中に5〜60重量%有し、かつ塩基で中和しても水不溶性である酸価20未満、水酸基価40〜150、数平均分子量1,000〜100,000の疎水性アクリル樹脂。粘度測定条件;樹脂固形分60重量%のメチルイソブチルケトン溶液とし、温度20°Cで測定する。
IPC (3件):
C08G 18/08 NFS ,  C08L 33/00 LJG ,  C08L 75/04 NFX

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