特許
J-GLOBAL ID:200903099196943082

コンバインの伝動構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-235458
公開番号(公開出願番号):特開平6-078625
出願日: 1992年09月03日
公開日(公表日): 1994年03月22日
要約:
【要約】【目的】 車速所定速度以上で刈取前処理部一定速度駆動し、車速所定速度未満で刈取前処理部と車速とを同調駆動する構造を自動切換可能にする。【構成】 無段変速装置の入力軸、無段変速装置の出力軸、刈取前処理部用出力軸を互いに平行にミッションケースに装着し、入力軸と一定速度比で連動する定速回転体14と、出力軸と連動する変速回転体16とを、刈取前処理部用出力軸12に遊転装着し、刈取前処理部用出力軸12と連動するシフト部材20を定速回転体14と変速回転体16との一方に連動連結する状態に択一的に切り換えるために、シフト部材20に外装した筒状カム部材23の両側部と、変速回転体16及び定速回転体14との夫々に、変速回転体16及び定速回転体14のうち高速回転の方で筒状カム部材23が押圧されて低速回転の方とシフト部材20とをクラッチ入り状態にするカム機構29,29を設けてある。
請求項(抜粋):
無段変速装置(10)を内装したケース(10a)と、走行装置(1)及び刈取前処理部(6)への伝動機構を内装したミッションケース(8)とを、前記無段変速装置(10)の出力軸(11)を前記ミッションケース(8)内に導入する状態で連結し、前記無段変速装置(10)への入力軸(9)を前記ミッションケース(8)を貫く状態で前記出力軸(11)と平行に設けるとともに、これら入力軸(9)及び出力軸(11)と平行な刈取前処理部用出力軸(12)を前記ミッションケース(8)に装着し、かつ、前記入力軸(9)と一定速度比で連動する定速回転体(14)と、前記出力軸(11)と連動する変速回転体(16)とを、前記ミッションケース(8)内の前記刈取前処理部用出力軸(12)に遊転状態で装着して、前記刈取前処理部用出力軸(12)と連動するシフト部材(20)を、前記定速回転体(14)に連動連結する状態と前記変速回転体(16)に連動連結する状態とに択一的に切換自在に構成したコンバインの伝動構造であって、前記シフト部材(20)に対して前記刈取前処理部用出力軸(12)の回転軸芯周りで遊転自在にかつこの回転軸芯方向で一体にシフト可能に外装した筒状カム部材(23)の前記回転軸芯方向での両側部と、前記変速回転体(16)及び前記定速回転体(14)との夫々に、前記変速回転体(16)及び前記定速回転体(14)のうち低速の方のみと筒状カム部材(23)とが同期して回転することを許す一方向クラッチ(28)を介装し、前記筒状カム部材(23)の前記両側部と、前記変速回転体(16)及び前記定速回転体(14)との夫々に、前記正転伝動時に前記筒状カム部材(23)の正転回転を許しながら前記変速回転体(16)及び前記定速回転体(14)のうち回転速度の速い方によって前記筒状カム部材(23)が押圧されて回転速度の遅い方の回転体(16),(14)と前記シフト部材(20)とをクラッチ入り状態にするカム機構(29),(29)を設けてあるコンバインの伝動構造。
IPC (2件):
A01D 69/00 302 ,  A01D 41/12

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