特許
J-GLOBAL ID:200903099199092946

無機成分の凝集剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外9名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-147126
公開番号(公開出願番号):特開平9-327603
出願日: 1996年06月10日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】【目的】 水中に懸濁する微粒物質を捕集することにより、懸濁液の清澄化を図るとともに、凝集した微粒物質から有用物質を回収する。【構成】 アルミナ50〜60重量%、カルシア5〜10重量%、シリカ5〜10重量%、及び酸化ナトリウム5〜10重量%(何れも酸化物換算)からなる粉体を凝集剤として用いる。本凝集剤は、水中に投入して攪拌すると、即座に水と反応して水酸化物となる、処理する廃水のPHには極端な場合を除き広い範囲で対応するので、予めPH調整の必要がない、粉体を廃水に添加して強く攪拌すると、瞬間的に廃水中の懸濁物を凝集してフロックを作り、上澄水と分離して沈降する、等の性質を有する。生成したフロックは大粒の魚卵状を呈し、沈降時に抱き込んだ水は顆粒の間を通り抜けて表面に移動するため、加圧脱水が容易であり、脱水したスラッジからは残存する水が表面に移動し、大気中の水分と飽和して乾くため、天日乾燥も可能となる。乾燥処理後にフロックから有用物質を回収する。
請求項(抜粋):
アルミナ(Al2 O3 )50〜60重量%、カルシア(CaO)5〜10重量%、シリカ(Si02 )5〜10重量%、及び酸化ナトリウム(Na2 O)5〜10重量%(何れも酸化物換算)からなる粉体で、水と反応して水酸化物となり、水中に懸濁する微粒子を捕集してフロックを形成するようにした、無機成分の凝集剤。
IPC (3件):
B01D 21/01 102 ,  C02F 1/52 ZAB ,  C02F 11/14 ZAB
FI (3件):
B01D 21/01 102 ,  C02F 1/52 ZAB Z ,  C02F 11/14 ZAB B

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