特許
J-GLOBAL ID:200903099199174578
凍結薄切片を粘着支持するのに適した粘着性プラスチックフィルム
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-207723
公開番号(公開出願番号):特開2006-038847
出願日: 2005年06月20日
公開日(公表日): 2006年02月09日
要約:
【課題】 凍結薄切片の作製時に薄切片を粘着支持,染色でき、且つ永久標本として封入保存することを可能にする粘着性プラスチックフィルムを提供する。【解決手段】 凍結薄切装置の使用温度(-10〜-35度)で薄切片を粘着支持できる粘着力を有し、染色液で染色されず、染色・脱水・封入等の操作で使用する有機溶媒(例えば、アルコールやキシレン)に浸漬しても溶解せず、膨大が少なく、且つ透明な粘着剤(例えば、ゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤)の薄い粘着層(厚さ1μm〜10μm)を、染色・脱水・封入などの操作で使用する有機溶媒に浸漬しても変性のない、薄くて透明なプラスチックフィルム(例えば、厚さ2μm〜15μmのポリエステルフィルム)の片面の全面に形成し、更に作業を効率良く行うために帯状の薄い着色プラスチックフィルムを所定の間隔で密着させて、粘着性の無い領域を形成させた粘着性プラスチックフィルムを作製する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
包埋した生物試料の薄切片を作製する場合に、薄切片を粘着支持するために用いる粘着力を有するプラスチックフィルムにおいて、
有機溶媒に溶解しない薄くて透明なプラスチックフィルム上に、有機溶媒に浸漬しても溶解せず、且つ膨大の少ない透明な粘着剤で薄い粘着層を形成し、粘着性を有する領域と粘着性の無い領域を設け、粘着性の無い領域で挟まれた粘着性を有する領域の長さが、薄切試料の薄切する長さとほぼ等しく、粘着性プラスチックフィルムの幅が、薄切試料の幅とほぼ等しくしたことを特徴とする粘着性プラスチックフィルム。
IPC (3件):
G01N 1/28
, C09J 7/02
, C09J 201/00
FI (4件):
G01N1/28 U
, C09J7/02 Z
, C09J201/00
, G01N1/28 F
Fターム (26件):
2G052AA28
, 2G052AD34
, 2G052AD52
, 2G052DA07
, 2G052FA01
, 2G052FA08
, 2G052GA31
, 2G052JA04
, 2G052JA07
, 2G052JA16
, 4J004AA05
, 4J004AA10
, 4J004AB01
, 4J004AB04
, 4J004CA06
, 4J004CB03
, 4J004CC02
, 4J004CE03
, 4J004DB02
, 4J004EA05
, 4J004FA08
, 4J040CA001
, 4J040DF001
, 4J040JA09
, 4J040JB09
, 4J040PA23
引用特許:
出願人引用 (3件)
審査官引用 (5件)
全件表示
引用文献:
前のページに戻る