特許
J-GLOBAL ID:200903099205118740

燃料電池発電設備と燃料電池の冷却方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 堀田 実 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-228539
公開番号(公開出願番号):特開平8-096818
出願日: 1994年09月26日
公開日(公表日): 1996年04月12日
要約:
【要約】【目的】 入口から出口まで反応温度をほぼ均一にでき、電池性能の向上と長寿命化を同時に達成でき、かつ製造コストと運転コストの両方が小さく、かつ小型で信頼性の高い燃料電池発電設備と燃料電池の冷却方法を提供する。【構成】 高温の燃料電池12と、アノード及びカソードに沿ってそれぞれ水素を含むアノードガスと酸素及び炭酸ガスを含むカソードガスを流すアノードガスライン2及びカソードガスライン3と、アノードガス又はカソードガスがカソードを通過する間、液体状態を保持する大きさの水滴をアノード又はカソードとセパレータ板の間の流路に噴霧する噴霧装置20とを備え、アノード及びカソードとセパレータ板を、少なくとも500°C以上に保持し、溶融炭酸塩を溶融状態で保持し、かつアノード又はカソード及びセパレータ板の表面で水滴にライデンフロスト現象を伴う蒸発を形成させて燃料電池を冷却する。
請求項(抜粋):
焼結したセラミック粉末からなりその隙間に溶融炭酸塩を高温の溶融状態で保持する平板状の電解質板と、該電解質板を間に挟持しそれぞれ焼結した金属粉末からなる平板状のアノード及びカソードと、アノード、電解質板及びカソードからなるセルを間に挟持しその上下面にガス流路を有する複数の導電性セパレータ板とを有する燃料電池と、アノード及びカソードに沿ってそれぞれ水素を含むアノードガスと酸素及び炭酸ガスを含むカソードガスを流すアノードガスライン及びカソードガスラインと、カソードガスがカソードを通過する間、液体状態を保持する大きさの水滴をカソードとセパレータ板の間の流路に噴霧する噴霧装置とを備え、これにより、アノード及びカソードとセパレータ板を、少なくとも500°C以上に保持し、溶融炭酸塩を溶融状態で保持し、かつカソード及びセパレータ板の表面で噴霧された水滴がライデンフロスト現象を伴う蒸発を形成してカソードとセパレータ板を冷却することを特徴とする燃料電池発電設備。
IPC (3件):
H01M 8/02 ,  H01M 8/04 ,  H01M 8/14
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭58-061576
審査官引用 (3件)
  • 特開昭58-061576
  • 特開昭58-061576
  • 特開昭58-061576

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