特許
J-GLOBAL ID:200903099206047838

インパクト工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 西川 惠清 ,  森 厚夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-278975
公開番号(公開出願番号):特開2007-001013
出願日: 2006年10月12日
公開日(公表日): 2007年01月11日
要約:
【課題】 着座時点で確実にモータの回転を停止させることができるインパクト工具を提供する。【解決手段】 トルク推定部14により推定された締付けトルクTを基に着座を判定してモータ1を停止させる締付け判定部21を備えたインパクト工具において、前記締付け判定部21を、締付けトルクTの変化の割合であるトルク変動量ΔT、及び、前記トルク変動量ΔTの変化の割合であるトルク変動率ΔΔTを算出するとともに、トルク変動率ΔΔTが連続して正となる区間内のトルク変動率ΔΔTの積算値或いは積分値が所定の閾値Cを超えた後に、トルク変動率ΔΔTが正から負に至り、尚且つ締付けトルクTが所定の下限トルクT1を超えた場合に、着座と判定するものとする。更に、前記下限トルクT1を作業者が自在に設定するためのトルク設定スイッチ23を備えておく。【選択図】図1
請求項(抜粋):
モータと、モータの回転及び停止の制御を行うモータ制御手段と、モータの回転力を伝達してねじやボルト等の締結具の締付け作業を行うハンマ及びアンビルから成る動力伝達手段と、締結具の締付けトルクを推定するトルク推定手段と、トルク推定手段により推定される締付けトルクを用いて締結具の着座を判定してモータ制御手段にモータの停止指令を出力させる締付け判定手段とを備えたインパクト工具であって、前記トルク推定手段を、ハンマによるアンビルへの打撃を検出する打撃検出手段と、アンビルの回転角を検出する回転角検出手段と、前記各手段からの出力を基に1打撃毎のアンビルの回転角を算出するアンビル回転角演算部と、アンビル回転角演算部から得られる前記回転角を基に締付けトルクを推定するトルク推定部とで形成し、且つ前記締付け判定手段を、締付けトルクのモータの回転角又は時間変化に対する変化の割合であるトルク変動量、及び、モータの回転角又は時間変化に対する前記トルク変動量の変化の割合であるトルク変動率を算出するとともに、トルク変動率が連続して正となる区間内のトルク変動率の積算値或いは積分値が所定の閾値を超えた後に、トルク変動率が正から負に至り、尚且つ締付けトルクが所定の下限トルクを超えた場合に、着座と判定するものとし、前記下限トルクを作業者が自在に設定するためのトルク条件設定手段を備えたことを特徴とするインパクト工具。
IPC (2件):
B25B 23/14 ,  B25B 21/02
FI (5件):
B25B23/14 610E ,  B25B23/14 620Z ,  B25B23/14 610K ,  B25B23/14 640R ,  B25B21/02 F
Fターム (5件):
3C038BC04 ,  3C038BC06 ,  3C038CA07 ,  3C038CC03 ,  3C038EA02
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (6件)
  • 締付工具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-083898   出願人:松下電工株式会社
  • インパクト式ねじ締め方法と装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-303154   出願人:日産自動車株式会社
  • 動力駆動回転工具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-099339   出願人:松下電工株式会社
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