特許
J-GLOBAL ID:200903099206932866
自己排出リザ-バを備えた低プロフィ-ル自動注射装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
奥山 尚男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-040803
公開番号(公開出願番号):特開平11-313889
出願日: 1999年02月19日
公開日(公表日): 1999年11月16日
要約:
【要約】【課題】 寸法が小さいと共に低プロフィール形状を有することにより、歩行患者により便利に取り扱われることを許容すると共に、長期間に亘り患者の皮膚内に薬剤溶液等を注入し得、且つ、製造する上でも簡素で安価である基礎設計を有する自動注射装置(20)を提供する。【解決手段】 患者の皮膚を貫通した注射により患者の体内へ治療用液体製剤を投与する装置(20)は、患者の皮膚と接触され得る底面(24)を有する低プロフィールハウジングを備え、投与する治療用液体製剤を収納するリザーバをハウジング内に配設する。注射針は、ハウジング内にある移動可能な針担体に担持されると共にハウジングの底面の針用開孔を貫通して突出し得る屈曲注射端を有する。ハウジングの高さを最小化した結果、ハウジングの高さは十分に低くなり、上記装置は患者の衣類の下に目立たない様に装着され得る。
請求項(抜粋):
患者の皮膚と接触せしめられ得ると共に針用開孔を有する底面を有するハウジングと、治療用液体製剤を収納すべく上記ハウジング内に配設されたリザーバと、上記ハウジング内に配設されると共に該ハウジング内で第1位置と第2位置の間で移動可能であり、該移動が上記底面に大体平行な水平方向に起こる、針担体と、上記針担体と共に移動すべく該針担体により担持された注射針であって、患者の皮膚を貫通すべく上記ハウジングの底面と大体直交して延伸する第1部分と、上記リザーバと連通すべく上記ハウジングの底面に大体平行に延伸する第2部分とを有する注射針とを含んでなる、患者の皮膚内へのまたは皮膚を貫通した注射により患者の体内へ治療用液体製剤を投与する装置であって、上記針担体の上記第1位置において上記注射針の上記第1部分が上記ハウジング内に引込まれると共に上記注射針の上記第2部分は上記リザーバと連通せず、且つ、上記針担体の上記第2位置において上記注射針の上記第1部分が上記針用開孔を貫通して突出すると共に上記注射針の上記第2部分が上記リザーバと連通することにより、上記第1位置と第2位置の間における上記針担体の移動により、上記注射針が患者の皮膚を貫通すると共に上記治療用液体製剤が上記注射針を介して患者の体内に流れ始めることを特徴とする治療用液体製剤の投与装置。
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