特許
J-GLOBAL ID:200903099207084168

橋梁の免震方法及び免震構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山名 正彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-200874
公開番号(公開出願番号):特開平9-049209
出願日: 1995年08月07日
公開日(公表日): 1997年02月18日
要約:
【要約】【課題】 橋梁の桁の地震時の振動を減衰し、桁の水平変位が過大にならないように抑制する免震方法及び免震構造を提供する。【解決手段】 降伏応力が低く伸び性能に優れた超低降伏点鋼などで形成した棒状のダンパー部材の基部を橋脚又は橋台に固定して垂直に立て、該ダンパー部材の上部を水平力のみ伝達し鉛直荷重は伝達しない構造で桁と連結する。前記桁の鉛直荷重は橋脚又は橋台に設置した可動支承で支持させる。【効果】 中小地震に対しては、桁の水平振動の長周期化と高減衰作用により地震エネルギを低減し水平力を分散する(免震機能)。大地震時には、ストッパの働きにより桁の過大な水平変位を抑制し、同時に地震エネルギの吸収能力を向上する(ダンパーストッパとしての機能)。
請求項(抜粋):
橋梁の桁とこれを支持する橋脚又は橋台との間における免震方法であって、降伏応力が低く伸び性能に優れた超低降伏点鋼などで形成した棒状のダンパー部材の基部を橋脚又は橋台に固定して垂直に立て、該ダンパー部材の上部を水平力のみ伝達し鉛直荷重は伝達しない構造で桁と連結すること、前記桁の鉛直荷重は橋脚又は橋台に設置した可動支承で支持させること、をそれぞれ特徴とする、橋梁の免震方法。
IPC (2件):
E01D 19/04 101 ,  E04H 9/02 351
FI (2件):
E01D 19/04 101 ,  E04H 9/02 351

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