特許

J-GLOBAL ID：200903099208474717

液晶表示素子とその製造方法

発明者： 吉田 哲志 ,  武井 寿郎
出願人/特許権者： カシオ計算機株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-083673
公開番号（公開出願番号）：特開平7-270761
出願日： 1994年03月31日
公開日（公表日）： 1995年10月20日
要約：

【要約】【目的】 短時間で少ない光量で高分子分散液晶層を形成することができる高分子分散型液晶表示素子の製造方法を提供することである。【構成】 紫外線透過ガラス等の紫外線の透過率の高い材料からなる透明基板11、12をシール材15を介して接合して液晶セル10を組み立てる。液晶20と重合材料とを相溶した混合溶液25を液晶セル10に注入する。光源27から液晶セル10に紫外線を照射し、液晶セル10内の重合材料を光重合させる。透明基板11は、紫外光の透過率が高い。従って、光源27から放射された紫外線はほとんど減衰することなく、透明基板11を透過して、混合溶液25に達し、重合材料を光重合させ、高分子分散液晶層16が形成される。

請求項（抜粋）：

一対の透明基板間に所定波長領域の光により重合して高分子樹脂になる重合材料と液晶との混合溶液を充填した液晶セルに前記所定波長領域の光を照射し、前記重合材料を重合させ、液晶と高分子樹脂との複合膜からなる高分子分散液晶層を形成する高分子分散型液晶表示素子の製造方法において、前記一対の透明基板の少なくとも光照射側の透明基板は、前記所定波長領域の光の透過率が高い材料から構成されていることを特徴とする液晶表示素子の製造方法。

IPC (3件)：

G02F 1/1333 ,  G02F 1/1333 500 ,  G02F 1/13 101

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開昭63-172120
  
• 特開平4-162019
  
• 液晶電気光学装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-286727   出願人：株式会社半導体エネルギー研究所