特許
J-GLOBAL ID:200903099212423388

ベーパ処理装置の差圧弁構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-177373
公開番号(公開出願番号):特開2002-371925
出願日: 2001年06月12日
公開日(公表日): 2002年12月26日
要約:
【要約】【課題】差圧弁のダイアフラムを透過したベーパの外気への漏れを、より確実に抑制することのできるベーパ処理装置を提供する。【解決手段】ベーパ処理装置は、キャニスタ、ベーパライン、パージラインを備え、ベーパライン→キャニスタ→パージラインを経由して、燃料タンクで発生したベーパをエンジンの吸気通路へとパージして処理する。ベーパラインには、ケーシング51の内部を可撓性のダイアフラム52により区画して圧力室53と背圧室54とが形成された差圧弁50が設けられており、圧力室53と背圧室54との内圧差に応じたダイアフラム52のたわみによってベーパラインを開閉している。背圧室54は、経路57を通じてキャニスタに接続され、更にはそのキャニスタ内の吸着剤を介して外気解放可能となっている。
請求項(抜粋):
燃料タンクで発生したベーパの吸着とその吸着されたベーパの再脱離とを許容する吸着剤の内蔵されるキャニスタと、前記燃料タンク及び前記キャニスタをつなぐベーパラインと、前記キャニスタ及びエンジン吸気系をつなぐパージラインとを備えて、前記燃料タンクで発生したベーパを、前記キャニスタを経由して前記パージラインから前記エンジン吸気系にパージして処理するベーパ処理装置に適用される差圧弁構造であって、前記ベーパラインに介設されるケーシング、及び前記燃料タンクに連通された圧力室と背圧室とに前記ケーシング内を区画する可撓性のダイアフラムを有して、前記圧力室と前記背圧室との差圧に応じて弁を開閉するベーパ処理装置の差圧弁構造において、ベーパを吸着する吸着剤を介して、前記背圧室の外気解放を許容する経路を備えることを特徴とするベーパ処理装置の差圧弁構造。
IPC (3件):
F02M 25/08 311 ,  F02M 25/08 301 ,  F02M 25/08
FI (4件):
F02M 25/08 311 G ,  F02M 25/08 301 B ,  F02M 25/08 311 E ,  F02M 25/08 311 M
Fターム (4件):
3G044BA27 ,  3G044GA02 ,  3G044GA06 ,  3G044GA20

前のページに戻る