特許
J-GLOBAL ID:200903099213527560

感熱装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阿部 美次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-310782
公開番号(公開出願番号):特開平8-166296
出願日: 1994年12月14日
公開日(公表日): 1996年06月25日
要約:
【要約】【目的】 熱膨張及び熱収縮による熱検出誤差が生じるのを防止すると共に、汁、油等の溢流による素子の劣化を確実に阻止する。【構成】 金属キャップ11は筒状に形成され、底部111の外面が感熱面113を構成し、底部111と対向する側が開口している。正特性サーミスタ2は、電極21が金属キャップ11の底部111の内面114に面接触している。蓋部材3は、金属キャップ11の内部に配置され、正特性サーミスタ2の位置する収納空間115を閉塞し、その周縁と側壁112の内面との間が封止されている。端子部材41は、蓋部材3と正特性サーミスタ2との間で圧縮され、正特性サーミスタ2を底部11の内面114に押し付けている。端子部材42は、蓋部材3によって支持され、金属キャップ11に導通している。
請求項(抜粋):
外装体と、正特性サーミスタと、蓋部材と、一対の端子部材とを含む感熱装置であって、前記外装体は、金属キャップを含み、前記金属キャップは、底部を有するとともに、前記底部のまわりに連続する側壁を有する筒状に形成され、前記底部の外面が感熱面を構成し、前記底部と対向する側が開口しており、前記正特性サーミスタは、相対する両面のそれぞれに電極を有し、前記金属キャップの内部に配置され、前記電極の一方が前記金属キャップの前記底部の内面に面接触しており、前記蓋部材は、電気絶縁材料でなり、前記正特性サーミスタの後方に間隔を隔てて前記金属キャップの内部に配置され、それによって前記正特性サーミスタの位置する収納空間を閉塞し、周縁が前記金属キャップの前記側壁によって支えられ、前記周縁と前記側壁の内面との間が封止されており、前記端子部材の一方は、金属板材でなり、前蓋部材と前記正特性サーミスタとの間の前記間隔内で圧縮され、それによって前記電極の他方にバネ接触し、前記正特性サーミスタを前記底部の前記内面に押し付けており、前記端子部材の他方は、金属板材でなり、前記蓋部材によって支持され、前記金属キャップに導通している感熱装置。

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