特許
J-GLOBAL ID:200903099214576882

コンクリート構造物の補強方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 政久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-034207
公開番号(公開出願番号):特開平7-216858
出願日: 1994年02月07日
公開日(公表日): 1995年08月15日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 コンクリート構造物の内空側からPC鋼材を緊張定着可能にする。【構成】 トンネル頂版10の表面に内空側から溝12を切削した後(図示a)、鋳鋼製のカップラー函20を溝12の長手方向略中央部に仮固定する。シースを装着したPC鋼材14、14を、アンカープレート18が固着された固定端をハンチ部に、他端をカップラー函20内にそれぞれ固定して、溝12内に配装する(図示b)。PC鋼材の固定端にモルタル34を吹き付けて溝12を埋め戻す。このとき、カップラー函20の周辺部36は埋め戻さずにコンクリート部材との縁を切っておく(図示c)。ジャッキなどの緊張装置40を用いてPC鋼材を緊張、定着した後(図示d)、カップラー函の内部および周辺部36を、吹き付けモルタルで埋め戻し、コンクリート構造物とを一体化させる(図示e)。
請求項(抜粋):
コンクリート構造物の表面に溝を形成し、この溝内に一対のPC鋼材を対向させて配置し、開口部を備えたカップラー函を介してこのPC鋼材を緊張定着することにより当該コンクリート構造物を補強する方法において、(1)前記カップラー函を前記溝内に仮固定した後、同函内において前記一対のPC鋼材を対向配置し、(2)該カップラー函の周辺を残してモルタル等で溝を埋め戻し、(3)函内の空間を利用してPC鋼材を緊張定着した後、該函内の空間を埋め戻す際に、前記カップラー函の周辺も一緒に埋め戻すことを特徴とするコンクリート構造物の補強方法。
IPC (6件):
E02B 9/06 ,  E02F 5/10 ,  F16L 1/038 ,  E02D 37/00 ,  E04C 3/44 ,  E04G 21/12 104

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