特許
J-GLOBAL ID:200903099217361160

下水汚泥の固形燃料化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-023865
公開番号(公開出願番号):特開平11-207397
出願日: 1998年01月20日
公開日(公表日): 1999年08月03日
要約:
【要約】【課題】 周辺環境汚染を緩和し、施設建設費及びランニングコストを低減でき、衛生管理上も有利な下水汚泥の固形燃料化方法を提供すること。【解決手段】 下水汚泥は、脱水汚泥貯溜設備に収容され、汚泥乾燥機に搬送され、乾燥される。下水汚泥は汚泥乾燥機により水分が20〜40重量%程度の状態にされる。次に、乾燥された下水汚泥は圧縮成形機に搬送され、汚泥乾燥機から圧縮成形機に搬送される途中で、下水汚泥に対して生石灰が1〜5重量%程度添加される。添加された生石灰は下水汚泥中の水分と反応し、消石灰(水酸化カルシウム)或いは炭酸カルシウムに変化する。生石灰が添加された下水汚泥は、圧縮成形機に搬送され、圧縮成形機によりペレット状に成型される。次に、ペレット状に成型された下水汚泥は、仕上げ乾燥機に搬送され、仕上げ乾燥機により、水分が15重量%以下に乾燥され、これにより固形燃料が得られる。
請求項(抜粋):
下水汚泥を乾燥してペレット状に成型することにより固形燃料を製造する方法であって、前記下水汚泥を成型する工程の前に、下水汚泥に対して生石灰を1〜5重量%程度添加するようにした、ことを特徴とする下水汚泥の固形燃料化方法。

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