特許
J-GLOBAL ID:200903099225906655
光学式情報処理装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-121936
公開番号(公開出願番号):特開平5-314530
出願日: 1992年05月14日
公開日(公表日): 1993年11月26日
要約:
【要約】【目的】光ディスク用対物レンズを流用できる光カード用ヘッドを提供する。【構成】光ディスク用対物レンズ10と光カードとの間には、ガラス製の収差補正部材12が配置されている。収差補正部材12の屈折率は、光カードの透過性保護層8aと光ディスクの透過性保護層8bに共通な屈折率1.46乃至1.60とほぼ同等である。更に、この収差補正部材12の厚みは、光ディスクの透過性保護層8bの厚み1.2mmと、光カードの透過性保護層8aの厚み0.4mmとの差(0.8mm)に設定されている。これにより、収差補正部材12と光カードの透過性保護層8aとを組み合わせてなる系のレンズ作用は、光ディスクの透過性保護層8bのレンズ作用とほぼ一致する。従って、光ディスク用対物レンズ10により光カードの記録層6a上に合焦した光ビームのスポットの球面収差が補正され、スポットの光強度分布の低下が生じない。
請求項(抜粋):
記録層上に光透過性層が積層された光記録媒体に対し、情報の記録と再生とのうちの少なくとも一方のための光ビームを、光記録媒体の光透過性層を通じて記録層上に収束させるべき対物レンズを有するものにおいて、前記対物レンズと光記録媒体の光透過性層との間に配置され、その光透過性層の光学的設計と前記対物レンズの光学的設計との組み合わせに起因する光ビームの収差を補正する収差補正部材を備えたことを特徴とする光学式情報処理装置。
引用特許:
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