特許
J-GLOBAL ID:200903099235888949

乾式多板クラッチの打音防止構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 望 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-197158
公開番号(公開出願番号):特開平7-238951
出願日: 1989年03月10日
公開日(公表日): 1995年09月12日
要約:
【要約】【目的】 クラッチの断続の際に生じ易い打音を防止する乾式多板クラッチの打音防止構造を提供することにある。【構成】 乾式多板クラッチ1の有底円筒状クラッチアウタ6に周方向に亘り複数個の切り欠き7が形成され、該クラッチアウタ6の切り欠き7に複数枚の駆動摩擦板10の突部11が嵌合されるとともに、該駆動摩擦板10の間にそれぞれ被駆動摩擦板12が介装され、該被駆動摩擦板12は図示されないクラッチインナにスプライン嵌合され、前記駆動摩擦板10のうちクラッチアウタ6の切り欠き7の最内側に位置する駆動摩擦板10aの突部11aにリング状のリング状ダンパ13が嵌装されている。
請求項(抜粋):
円筒状クラッチアウタの開口端面から軸方向に指向して欠除された切り欠きが該円筒状クラッチアウタに形成され、駆動摩擦板と被駆動摩擦板とが交互に複数枚重ね合された状態で、該駆動摩擦板の外周突部が前記円筒状クラッチアウタの切り欠きに嵌合されるとともに、前記被駆動摩擦板の内周突部がクラッチインナの溝に嵌合され、前記円筒状クラッチアウタの開口端面側に位置した押え板により押し合されて動力が伝達される乾式多板クラッチにおいて、前記円筒状クラッチアウタの切り欠き軸方向先端側に位置した前記駆動摩擦板の外周突部に、該駆動摩擦板の外径方向から弾性緩衝部材が着脱自在に嵌装されたことを特徴とする乾式多板クラッチの打音防止構造。
IPC (2件):
F16D 13/60 ,  F16D 13/52

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