特許
J-GLOBAL ID:200903099236862960

スイングアーム用転がり軸受ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-104733
公開番号(公開出願番号):特開平10-299767
出願日: 1997年04月22日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】 組立誤差や温度変化に伴って予圧が変化しない構造を、安価に実現する。【解決手段】 内筒7の両端部に、それぞれ玉軸受9a、9bの内輪11a、11bを外嵌固定する。外筒8aの一端部に上記玉軸受9aの外輪13aを、締まり嵌めにより内嵌固定する。上記外筒8aの他端部に上記玉軸受8bの外輪13bを、隙間嵌により内嵌する。この外輪13bと、外筒8aの中間部内周面に形成した段部16bとの間に弾性部材20を設け、上記各玉軸受9a、9bに、この弾性部材20の弾力に応じた予圧を付与する。
請求項(抜粋):
円筒形の外周面を有する内側部材と、円筒形の内周面を有する外側部材と、上記内側部材の軸方向一端部の直径方向外側部分に設けた第一の内輪軌道と、上記外側部材の軸方向一端部の直径方向内側部分に設けた第一の外輪軌道と、この第一の外輪軌道と上記第一の内輪軌道との間に複数個の玉を転動自在に設ける事により構成した第一の玉軸受と、上記内側部材の軸方向他端部の直径方向外側部分に設けた第二の内輪軌道と、上記外側部材の軸方向他端部の直径方向内側部分に設けた第二の外輪軌道と、この第二の外輪軌道と上記第二の内輪軌道との間に複数個の玉を転動自在に設ける事により構成した第二の玉軸受とを備えたスイングアーム用転がり軸受ユニットに於いて、上記第二の外輪軌道は上記外側部材の内側に隙間嵌により嵌合した外輪の内周面に形成しており、この外輪と上記外側部材との間には、この外輪を軸方向に押圧する弾性部材が設けられており、上記第一、第二の玉軸受には、この弾性部材により予圧が付与されている事を特徴とするスイングアーム用転がり軸受ユニット。

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