特許
J-GLOBAL ID:200903099240886008

インク噴射装置及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-169725
公開番号(公開出願番号):特開平9-020006
出願日: 1995年07月05日
公開日(公表日): 1997年01月21日
要約:
【要約】【目的】 大量生産性に優れ、容易に電気的接続、およびインクの分離が行えるインク噴射装置及びその製造方法を提供すること。【構成】 フィルムレジスト膜127を形成した後、溝108が切削加工され隔壁109を形成されたアクチュエータ板101に、フォトレジスト法により引出用電極115を形成した酸化アルミニウム材料からなる目止め部材102を接合し、アクチュエータ素子100を形成する。その後、前記隔壁109に噴射溝128を切削加工にて形成し、溝108内表面、噴射溝128内表面にそれぞれ駆動電極132、接地電極131をシャドー効果を利用した蒸着法により金属層を形成する。そして、該電極132,131にそれぞれ導通する駆動用電極135、接地用電極136を、電気的、機械的に半田を介して基板141と接合することでインク噴射装置200が作製される。
請求項(抜粋):
インクを噴射する複数の噴射チャンネルと、前記噴射チャンネルの両側に設けられ、且つインクを噴射しない複数の非噴射チャンネルと、前記噴射チャンネルと前記非噴射チャンネルとを隔て、且つ分極された圧電材料で少なくとも一部が構成された隔壁と、前記各チャンネルの内表面に設けられ、且つ前記圧電材料に駆動電界を発生させるための電極とを有し、前記電極からの電界の発生により前記隔壁を変形させて前記噴射チャンネルからインクを噴射するインク噴射装置において、少なくとも一部が圧電材料により構成され、前記非噴射チャンネル及び噴射チャンネルとなる複数の溝が形成されたアクチュエータプレートと、前記アクチュエータプレートのチャンネル方向の一端面に、前記非噴射チャンネルの一端を封鎖し、且つ噴射チャンネルを延長するように接合された封鎖部材と、前記アクチュエータプレート及び封鎖部材の前記噴射チャンネルの各側壁面の少なくとも一部を覆い、前記封鎖部材の外縁部に形成された導電層を介して各々に導通された共通電極と、前記アクチュエータプレートの前記非噴射チャンネルの各側壁面の少なくとも一部を覆い、前記アクチュエータプレートと前記封鎖部材との接合面に形成された引出用電極と導通し、且つ前記共通電極と導通しない複数の駆動電極とを有することを特徴とするインク噴射装置。
IPC (3件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055 ,  B41J 2/16
FI (2件):
B41J 3/04 103 A ,  B41J 3/04 103 H
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • インク噴射装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-284704   出願人:ブラザー工業株式会社
  • インク噴射装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-307671   出願人:ブラザー工業株式会社

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