特許
J-GLOBAL ID:200903099250884267

ステッチニット用ベース編み地

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-092231
公開番号(公開出願番号):特開平11-279906
出願日: 1998年03月23日
公開日(公表日): 1999年10月12日
要約:
【要約】【課題】 どの位置で裁断しても端目のほつれが生じにくく、ステッチを施した後の縫製が容易で、工業生産が可能なステッチニット用のベース編み地を提供する。【解決手段】 ジグザグ変位してマス目3を形成する基糸2と、マス目3を押さえる鎖編み糸4とでステッチニット用のベース編み地1を編成する。基糸2は、左右にジグザグに変位して縦方向に配され、重なり合う各ジグザグ変位部にマス目3を形成する。各マス目3の左右で重なる2本の基糸2は、さらに左右に小さくジグザグ変位し、互いに交差6することによって、複数の小ループ7を形成する。鎖編み糸4の鎖ループ8は、基糸2の小ループ7の各交差部6を囲んでこれを押さえる。鎖編み糸4に押さえられた基糸2のマス目3が、方眼状の編み目を形成する。基糸2のマス目3が鎖編み糸4の鎖ループ8に押さえられるので、どの位置で裁断しても、端目が容易にほつれることがなく、また型くずれしにくい。
請求項(抜粋):
ほぼ方眼状の編み目を有するベース編み地に、ステッチ糸を絡ませて任意の編み物を造形するステッチニット技法に用いられるベース編み地であって、左右にジグザグに変位して縦方向に配され、重なり合う各ジグザグ変位部にマス目を形成する複数の基糸と、前記基糸の各マス目の左右の重なり部を複数個の鎖ループで縦方向に押さえる複数の鎖編み糸とで編成され、前記基糸の各マス目の左右の重なり部は、左右に小さくジグザグ変位して互いに交差することによって、複数の小ループを形成し、前記鎖編み糸の鎖ループが、前記基糸の小ループの各交差部を囲んで押さえており、前記鎖編み糸に押さえられた前記基糸のマス目が、前記方眼状の編み目を形成していることを特徴とするステッチニット用ベース編み地。

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