特許
J-GLOBAL ID:200903099252919343

単流体圧縮/膨張冷凍装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-011565
公開番号(公開出願番号):特開平8-261584
出願日: 1996年01月26日
公開日(公表日): 1996年10月11日
要約:
【要約】【課題】 設計範囲外で操作可能にするためにバイパス手段を内蔵した2層流タービン膨張機を備えた冷凍システムを提供する。【解決手段】 単流体2相タービン膨張機19は圧縮-膨張冷凍システム10において使用される。タービンは固定ノズルと所定のオリフィスを有し、定常状態正常条件で適正な動作をするように設計されている。主フロート弁17はタービン膨張機19への冷却剤の流れを制御する。オフーデザイン条件を調整するために、バイパス導管23はタービン膨張機19の周りの液体冷却剤を蒸発器21まで運ぶ。この場合、コンデンサ水だめの液体レベルが所定の高レベルに達すると、バイパスフロート弁24はバイパス導管23を開く。変更例として、フロートスイッチ30とバイパスソレノイドを使用できる。
請求項(抜粋):
液体と蒸気として存在する流体冷却剤と、入力シャフトと、減圧された圧力で流体を受け入れる入口、および上昇した圧力で流体が供給される出口を有し、蒸気を圧縮し、冷却剤に圧縮エネルギーを加えるコンプレッサと、前記入力シャフトに連結された駆動シャフトを有する駆動モータと、液体を溜めるための水だめを含み、凝縮した冷却剤からの熱を吐出し、圧縮された蒸気を液体に変換する凝縮機手段と、冷却剤流体を前記減少した圧力まで膨張させるための液体と蒸気の組み合わせとして前記上昇した圧力下で、前記凝縮機手段の前記水だめによって前記流体が供給される入口を有し、前記回転コンプレッサ入力シャフトに連結され、冷却剤流体が膨張するにつれて当該冷却剤のエネルギーの少なくとも一部を回収するための出力シャフトと、前記減少した圧力のもとで前記冷却剤流体を供給する出口を含むとともに、前記タービン膨張機の出口と前記コンプレッサの入口の間の回路に位置し、前記減少した圧力のもとで前記冷却剤流体が供給され該冷却剤流体を蒸気に蒸発させるとともに熱を吸収し、かつ蒸気を前記コンプレッサ入口に戻すためのタービン膨張機、および前記凝縮機手段と前記蒸発器手段との間に接続され、前記凝縮機手段から前記蒸発器手段まで前記流体を選択的に流す弁手段と、前記凝縮機手段における前記流体の溜まりを検出して前記弁手段を動作させるためのセンサ手段を含むバイパス導管、によって構成することを特徴とする、単流体圧縮/膨張冷凍装置。

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